...折々撓(たわ)まんとする予が心を勤め励(はげ)まして今日あるにいたらせたる功績をも叙せざるべからず...
饗庭篁村 「良夜」
...「それもまた大成功さ...
芥川龍之介 「将軍」
...これはかなり成功して長時間保つことができましたけれども...
石原純 「トーマス・エディソン」
...その点ではヘルムホルツの大きな功績を認めなくてはならないのでしょう...
石原純 「ヘルムホルツ」
...……何も功徳だ、すぐにも先生の許(とこ)へ駆附けよう...
泉鏡花 「薄紅梅」
...大なる催進を与えたるの功績は...
高木敏雄 「比較神話学」
...伯が手際巧みに偉功を奏せむことを祈り...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...知事の推挙とその地方に施した功績とによって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...三十法然の師範であった功徳院の肥後阿闍梨(あじゃり)皇円は...
中里介山 「法然行伝」
...夜は昼に継ぐ「救世主」の成功は圧倒的であった...
野村胡堂 「楽聖物語」
...成功だからそれでいいよ」「そうなれば...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...いちどお茶に招(よ)ぶことに成功すると...
久生十蘭 「キャラコさん」
...――しかしデモンをふり落すことには成功した小林も...
堀辰雄 「手紙」
...夏は菓物に限りますね」中川「菓物は衛生上の功能が大きなもので昔の仙人が木の実や菓物ばかり食べて生きていたといいますが菓物ばかりで充分に生命を保てるだけの功があります...
村井弦斎 「食道楽」
...成功するかな?」「まず...
吉川英治 「三国志」
...知行は人物や忠功を見て与えるのであって...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
...高山右近は光秀討伐に大功があったため秀吉から厚遇をうけているが...
和辻哲郎 「鎖国」
...師の正邪は修行の功不功を規定する...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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