...非常に功名を立てたという話があります...
海野十三 「あの世から便りをする話」
...意外(いがい)な飛入(とびいり)骸骨館の胆だめし大会は、大成功であった...
海野十三 「骸骨館」
...その合作によって三十年後の今日彼等はついに一大潜水飛行艦隊を持つことに成功したのであった...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...けれども今日の我輩をもって功成り名を遂げた者としてしまうのはいけない...
大隈重信 「青年の天下」
...果して成功しているかどうか...
太宰治 「女の決闘」
...偉大の功を揚げ得たり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...これに成功してゐる...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...轟の源松とも言われる捕方(とりかた)の功の者がおどろいたのだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの人は成功した...
夏目漱石 「模倣と独立」
...であるから近頃に至って漸々(ようよう)運動の功能を吹聴(ふいちょう)したり...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...いたるところでの成功の噂が伝わって...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...――これだけだって村の人びとには十分でしたろうが――わたしたちの城とのつながりによって事をもみ消すことに成功した...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...そういうなかで有向だけが成功したのは...
久生十蘭 「新西遊記」
...軍令にそむいて抜駈(ぬけが)けをして死んでは功にはならない...
森鴎外 「阿部一族」
...功用既興...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...木津川沿いに陣幕をむすんで功名の機会をうかがっていた者どもだが...
吉川英治 「私本太平記」
...功の深浅は一切なし、一味すべて同功、合体して当る...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...汝等請ウ其本(ソノモト)ヲ務メヨ白雲ハ百丈ノ大功ヲ感ジ虎丘ハ白雲ノ遺訓ヲ歎ズ先規茲(カク)ノ如シ誤ッテ葉ヲ摘(ツ)ミ枝ヲ尋ヌルコト莫(ナク)ンバ好シ「…………」これは開山大燈の遺誡(いかい)の文にあった言葉かと思う...
吉川英治 「宮本武蔵」
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