例文・使い方一覧でみる「力の弱い」の意味
スポンサーリンク...力の弱いところから近づく事も出来ないで... 
石川啄木 「葬列」
...力の強いものが力の弱いものを搾取するという力の科学の上に立った世界は...
石原莞爾 「最終戦争論」
...力の弱い音に夜更（よふけ）の米搗...
伊藤左千夫 「新万葉物語」
...燭力の弱い電灯が続いていた...
海野十三 「深夜の市長」
...こういうふうに抽象的にいうことはいくらそれが適切であっても存外力の弱いものであります...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...腕力の弱い男子は...
太宰治 「花吹雪」
...地体が記憶力の弱いはうで...
坪内逍遥 「十歳以前に読んだ本」
...そういう抵抗力の弱い橋を架けておいた土地の人を非難する人もあるようである...
寺田寅彦 「災難雑考」
...それで観察力の弱い人は...
寺田寅彦 「夏の小半日」
...死を恐れ生活力の弱い憂鬱（ゆううつ）な夢想的な少年となってしまった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...実はかえって力の弱い船頭親子には幸いでありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...あんな手数なことをしたのでしょう」「力の弱い女の仕事でないと思わせるためだよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...力の弱いもののやった仕事だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...身体（からだ）は十分に強くても精神（こころ）の力の弱い人もあり...
羽仁もと子 「たましいの教育」
...気力の弱いものはうろたえ疲れ...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...眼力の弱い人即ち近眼の人には...
正岡子規 「病牀六尺」
...まず是らの抵抗力の弱い者から掃蕩（そうとう）せられるのである...
柳田国男 「木綿以前の事」
...こういう生活力の弱い人間などを殺してみても...
吉川英治 「宮本武蔵」
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