...うちかつことのできる力になるようなものを...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...さうすればお互に力になる事が出來て心丈夫だと思ふがどうであらう...
高濱虚子 「續俳諧師」
...力になるよ...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「嬰寧」
...ずいぶん力になる人であると思っている...
中里介山 「大菩薩峠」
...ただ単に平然たる人の面色だけを見てさえ大きな力になるものですが...
中里介山 「大菩薩峠」
...それで問題は光線の圧力になるのであるが...
中谷宇吉郎 「「光線の圧力」の話」
...「それは大変、だいぶ、奥行きのありそうな話で、ここからさして利くような智恵を持っている柄じゃねえ、こうしようじゃないか、お品さん、これからお前さんと一緒に行って、ともかく、その現場を一と通り見せて貰って、何事もそれからという事にしようじゃないか」「そうして下されば、親分」「まア、拝(おが)まなくたってよかろう、お品さん、力になるのも、なられるのも、お互の事だ――お静、支度をしてくれ、今晩は帰らないかも知れないから、ガラッ八の野郎が来たら石原の兄哥(あにき)の家へ来るようにって言っておくれ」平次は気さくに立ち上がりました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...力になる身寄りがないだけに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...力になる身寄がないだけに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...却つて魅力になると言つた肌合の娘でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...力になる用心棒が一人欲しいと思ひませんか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...黨は愈強力になる...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...」「友だちがなんの力になるものか...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...力になるべき兄弟の一人も此の世に居ない事...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...それはたいした宮様のお力になることでもございませんから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...自分のほかにだれも力になる人はないのであると薫は思い...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ただそれをあまりに拡大分散するときだけ、稀薄になり、無力になる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...非常に力になる気がした...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
便利!手書き漢字入力検索