...劈頭(へきとう)第一に不可知的を説いているということを考えて...
井上哲次郎 「明治哲学界の回顧」
...かくしてヨブは神に四十二章の劈頭(へきとう)に記さるる大告白を発するに至ったのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...劈頭に工藤行幹が立って質問し...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...見よ青銅の劈(つんざ)ける 210彼の屍體は...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...生栗の殻を劈(さ)くものにあらずや...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...実に思いがけなく今明治四十四年の劈頭(へきとう)において...
徳冨蘆花 「謀叛論(草稿)」
...その美しい結晶や正しい劈開(へきかい)のあとを見ていると...
中島敦 「狼疾記」
...半(なかば)劈(つんざか)れた...
夏目漱石 「虞美人草」
...天を劈(つんざ)きて落ち来たるかと怪しまる...
シモン・ニューコム 黒岩涙香訳 「暗黒星」
...エイッという劈(つんざ)くような気合もろとも...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...将(はたま)た延期すべきやは第一帝国議会の劈頭(へきとう)第一の大問題となった...
穂積陳重 「法窓夜話」
...庭から劈(き)って来たらしい花をハトロン紙で包んで手にもっている...
「鏡の中の月」
...わが日の本の鴎外將軍が審美の利劍に劈(つんざ)かれて...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...この刀が受けられるものなら受けてみろ」かっと喉を劈(つんざ)く声とともに...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...作戦として筆者の主将組が劈頭(へきとう)に出た...
夢野久作 「ビール会社征伐」
...刺(し)を通じて斎藤の後家さんに面会すると劈頭(へきとう)第一に質問をした...
夢野久作 「無系統虎列剌」
...十一四方の静寂(しじま)を劈(つんざ)いて「ア――ああっッ」と...
吉川英治 「宮本武蔵」
...耳を劈(つんざ)いたあの絶叫...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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