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石川啄木 「一握の砂」
...その骨組はまるでシェパードのように剽悍(ひょうかん)に見えた...
海野十三 「恐怖の口笛」
...ポプ天の関西旅行10・21(夕)剽軽者ぞろひのポプ天倶楽部の連中(れんぢゆう)が...
薄田泣菫 「茶話」
...剽軽(ひょうきん)に抱き合ったり...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...これらの連中のなかでも剽軽(ひょうきん)な一人が犠牲となって――この男ならば...
中里介山 「大菩薩峠」
...この剽軽者(ひょうきんもの)の賢次の話相手になって御覧なさい...
中里介山 「大菩薩峠」
...北方から剽悍な遊牧民ウグリ族の一隊が...
中島敦 「狐憑」
...流しの剽盗(おいはぎ)や...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...辻斬や剽盜(おひはぎ)をかくまつて居るとでも言ふのか」「飛んでもない...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...剽輕(へうきん)な聲を張り上げました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...暗殺者(アッササン)の剽悍な追及から身を衛るためには...
久生十蘭 「魔都」
...劣らぬほどの剽悍な連中が...
火野葦平 「花と龍」
...剽悍な騎士が馬背から転落する...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...剽窃の限りを尽してからに...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...さつき何か云ひ出さうとした見るからに元気者らしい剽軽(ひようきん)な男は...
牧野信一 「まぼろし」
...運座の席に出て先輩の句に注意しまたどのやうな句が多数の選に入るかを注意しその句を書きつけ帰り直(ただち)にその句の特色を模倣してむしろ剽窃(ひょうせつ)して東京の新聞雑誌に投じまたは地方の新聞雑誌に投じただその後(おく)れん事を恐る...
正岡子規 「墨汁一滴」
...またも末座から剽軽(ひょうきん)な声で...
吉川英治 「新・水滸伝」
...剽悍(ひょうかん)なる原士のひとり...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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