「剽」の意味
素早い
小説での「剽」の使い方
...最も興がった剽軽(ひょうきん)ものが揃って乗っていて...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...一番剽軽で、そして一番長そうな奴を手で押えて、物尺であたってみたら、七尺近くもあった...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...剽軽(へうきん)な男が一人のこ/\這ひ出して...
薄田泣菫 「茶話」
...船場の蒔岡の店にもこう云う型に属する剽軽(ひょうきん)な禿頭の番頭がいたことを思い出した...
谷崎潤一郎 「細雪」
...おさく師匠は剽軽(ひょうきん)に...
谷崎潤一郎 「細雪」
...剽軽な口をきいて...
徳田秋聲 「老苦」
...朝日融渓師の吉田絃二郎随筆剽窃問題だったが...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...そして中に一人剽軽な者がいて...
豊島与志雄 「春」
...芹沢といえども剽悍無比(ひょうかんむひ)なる新撰組の頭(かしら)とまで立てられた男である...
中里介山 「大菩薩峠」
...剽軽(ひょうきん)なるもの...
中里介山 「大菩薩峠」
...岸(きし)の草(くさ)の中(なか)に居(ゐ)た蛙(かはづ)は剽輕(へうきん)に其(その)花(はな)へ飛(と)び付(つ)いて...
長塚節 「土」
...暗殺者(アッササン)の剽悍な追及から身を衛るためには...
久生十蘭 「魔都」
...でもまア何てまア玄坊は剽軽な子でせう...
牧野信一 「蔭ひなた」
...剽軽者(ひょうきんもの)として家人にも他人にも喜ばれたそうである...
森鴎外 「渋江抽斎」
...何(いず)れにしても話はよほど剽軽(ひょうきん)になり...
柳田国男 「年中行事覚書」
...南という剽軽(ひょうきん)な五十過ぎの人物が...
横光利一 「旅愁」
...其れに下宿人の娘の一人も剽軽者(へうきんもの)で細君に調子を合せて歌ひ...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...またも末座から剽軽(ひょうきん)な声で...
吉川英治 「新・水滸伝」
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