例文・使い方一覧でみる「割羽織」の意味

...服装は、尻割羽織を着、大小を差したままで筒を持った... 服装は、尻割羽織を着、大小を差したままで筒を持ったの読み方
内藤鳴雪「鳴雪自叙伝」

...そうしてこの頃の服装はやはり袴の股立ちを取って、尻割羽織を着て、頭には塗り笠を頂き、腰には両刀を佩びていた...
内藤鳴雪「鳴雪自叙伝」

...徳川幕府が仏蘭西（フランス）の士官を招聘（しょうへい）して練習させた歩兵の服装――陣笠（じんがさ）に筒袖（つつそで）の打割羽織（ぶっさきばおり）... 徳川幕府が仏蘭西の士官を招聘して練習させた歩兵の服装――陣笠に筒袖の打割羽織の読み方
永井荷風「銀座」

...打割羽織（ぶっさきばおり）を着... 打割羽織を着の読み方
中里介山「大菩薩峠」

...その他芸子や酌女は、片っぱしから食い放題、町の中で、いい女と見たら誰彼の用捨無しという親玉だあ」この連中、かりにも、陣笠、打割羽織、御用提灯の身として、口が軽過ぎるのも変だが、こんな話を、他ならぬがんりきの百の野郎なんぞに聞かしてよいものか、悪いものか... その他芸子や酌女は、片っぱしから食い放題、町の中で、いい女と見たら誰彼の用捨無しという親玉だあ」この連中、かりにも、陣笠、打割羽織、御用提灯の身として、口が軽過ぎるのも変だが、こんな話を、他ならぬがんりきの百の野郎なんぞに聞かしてよいものか、悪いものかの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...打割羽織というけれども... 打割羽織というけれどもの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...打割羽織（ぶっさきばおり）には... 打割羽織にはの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...打割羽織の目を忍ぶために... 打割羽織の目を忍ぶためにの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...打割羽織（ぶっさきばおり）の見まわりだが... 打割羽織の見まわりだがの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...鶴談義叔父が用意してきた弁慶格子の半纒に割羽織... 鶴談義叔父が用意してきた弁慶格子の半纒に割羽織の読み方
久生十蘭「顎十郎捕物帳」

...割羽織に大小を帯びて草鞋（わらじ）がけであった... 割羽織に大小を帯びて草鞋がけであったの読み方
本庄陸男「石狩川」

...貴用をのばしてくられよ」見れば成程割羽織（わりばおり）に草鞋（わらじ）はばき... 貴用をのばしてくられよ」見れば成程割羽織に草鞋はばきの読み方
三上於兎吉「艶容万年若衆」

...割羽織（わりばおり）を着けたひとり... 割羽織を着けたひとりの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...中西弥惣兵衛は割羽織をぬぎすてて... 中西弥惣兵衛は割羽織をぬぎすてての読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...……小袖、割羽織、脚絆（きゃはん）など、旅用のもの、そこへ揃えてくれい」「お旅立ちでございますか」「ウむむ... ……小袖、割羽織、脚絆など、旅用のもの、そこへ揃えてくれい」「お旅立ちでございますか」「ウむむの読み方
吉川英治「日本名婦伝」

「割羽織」の読みかた

「割羽織」の書き方・書き順