...千石船を特徴づける装飾品は、祈願の意味合いもあるといわれる「副木」です...
...彼は副木使用の名人であり...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...全半身副木に固められていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...傷の縫い合わせをする、三角巾を巻きなおす、沃丁(ヨーチン)を塗る、水をのませる、布団や筵(むしろ)を見つけてきてかぶせる、副木を当てる...
永井隆 「長崎の鐘」
...副木(木、木の皮、竹)だけでなく、粘土で作った固定装置を使っていた...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...副木は木の皮、竹、その他の木片で作られた...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...「割箸を一ぜん……副木(そえぎ)をやるので……」「割箸なら眼の前にある...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...木の副木(そえぎ)をあてていた...
久生十蘭 「地底獣国」
...そういう工兵的生活法のためには副木として役立ついろいろなもの...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...花樹の苗に挿された副木のような...
山川方夫 「昼の花火」
...二人の折れた腕に副木(そえぎ)を当ててやった...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...足は副木(そえぎ)を当てた上から晒木綿(さらし)が巻いてあるので...
山本周五郎 「さぶ」
...肩から白い繃帯と副木で綿に包まれた腕を釣っているのがこの場合...
夢野久作 「戦場」
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