例文・使い方一覧でみる「剛の者」の意味


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...さるものありと知られたる『れぷろぼす』と申す剛の者ぢや...   さるものありと知られたる『れぷろぼす』と申す剛の者ぢやの読み方
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」

...酒場の最も剛の者の御常連をも降参させるほど根を据えることもありうる...   酒場の最も剛の者の御常連をも降参させるほど根を据えることもありうるの読み方
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」

...同時に二人あるいは三人の異性を恋い慕い得るという剛の者の存在をも私は聞き及んでいるからである...   同時に二人あるいは三人の異性を恋い慕い得るという剛の者の存在をも私は聞き及んでいるからであるの読み方
太宰治 「チャンス」

...その幸福感を、翌る朝まで持ちこたえなければたまらぬという貪婪(どんらん)、淫乱、剛の者、これもまた大馬鹿先生の一人であった...   その幸福感を、翌る朝まで持ちこたえなければたまらぬという貪婪、淫乱、剛の者、これもまた大馬鹿先生の一人であったの読み方
太宰治 「如是我聞」

...君たちは誰かからこのように言われると、ことに、私のように或る種の札(ふだ)つきみたいに見られている者から、こんなことを言われると、上品を装った苦笑を伴い、太宰先生のお説によれば、私は貪婪、淫乱、剛の者、大馬鹿先生の一人だそうであるが、などと言って軽くいなそうとする卑劣なしみったれ癖があるようだけれども、あれはやめていただく...   君たちは誰かからこのように言われると、ことに、私のように或る種の札つきみたいに見られている者から、こんなことを言われると、上品を装った苦笑を伴い、太宰先生のお説によれば、私は貪婪、淫乱、剛の者、大馬鹿先生の一人だそうであるが、などと言って軽くいなそうとする卑劣なしみったれ癖があるようだけれども、あれはやめていただくの読み方
太宰治 「如是我聞」

...鎮西(ちんぜい)の剛の者磯貝平太の名は...   鎮西の剛の者磯貝平太の名はの読み方
田中貢太郎 「轆轤首」

...彼も九州第一の名を取った剛の者...   彼も九州第一の名を取った剛の者の読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...そこの真中で四人の剛の者が...   そこの真中で四人の剛の者がの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...宇治山田の米友ほどの剛の者が...   宇治山田の米友ほどの剛の者がの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...汝は剛の者でわれを怖れぬ...   汝は剛の者でわれを怖れぬの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...潘璋(はんしょう)という剛の者があった...   潘璋という剛の者があったの読み方
吉川英治 「三国志」

...「黄忠ほどの剛の者が...   「黄忠ほどの剛の者がの読み方
吉川英治 「三国志」

...――鬼をもひしぐ剛の者も...   ――鬼をもひしぐ剛の者もの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...織田家の弓道槍術の師範で市川大介とよぶ剛の者の馬際(うまぎわ)へ鞍を駈け寄せ...   織田家の弓道槍術の師範で市川大介とよぶ剛の者の馬際へ鞍を駈け寄せの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...天正六年、初手(しょて)の中国入りに、別所家の剛の者、末石弥太郎(すえいしやたろう)の首をあげたときが、十八歳の初功名といわれているから、実際の場へのぞんでの強さも、当人の自慢するだけのものはあるらしい...   天正六年、初手の中国入りに、別所家の剛の者、末石弥太郎の首をあげたときが、十八歳の初功名といわれているから、実際の場へのぞんでの強さも、当人の自慢するだけのものはあるらしいの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...松井佐渡――と世間に謳(うた)われたほどの剛の者であったことは慥(たしか)であり...   松井佐渡――と世間に謳われたほどの剛の者であったことは慥でありの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...三年間も勝ちつづけたという剛の者とあって...   三年間も勝ちつづけたという剛の者とあっての読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...そのままらしい」「徳川随一の剛の者...   そのままらしい」「徳川随一の剛の者の読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「剛の者」の読みかた

「剛の者」の書き方・書き順

いろんなフォントで「剛の者」


ランダム例文:
私室   お雛様   投擲  

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