例文・使い方一覧でみる「前後も知らず」の意味


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...前後も知らず連れ節(ぶし)の鼾(いびき)に...   前後も知らず連れ節の鼾にの読み方
芥川龍之介 「案頭の書」

...前後も知らずに眠っていた...   前後も知らずに眠っていたの読み方
芥川龍之介 「金将軍」

...葉子はふらふらとふだん空想していたその心持ちにきびしく捕えられて前後も知らず家を飛び出した事があった...   葉子はふらふらとふだん空想していたその心持ちにきびしく捕えられて前後も知らず家を飛び出した事があったの読み方
有島武郎 「或る女」

...純次はそのすぐそばで前後も知らず寝入っていた...   純次はそのすぐそばで前後も知らず寝入っていたの読み方
有島武郎 「星座」

...前後も知らず高鼾(たかいびき)...   前後も知らず高鼾の読み方
巌谷小波 「こがね丸」

...前後も知らず酔臥(えいふ)したまひ...   前後も知らず酔臥したまひの読み方
巌谷小波 「こがね丸」

...しばらくすると、腰をおろしていたのが、グッタリと、横になり、つめたい岩の上に、ながながと、ねそべるものもあり、グーグーと、いびきの音さえ聞こえ、みんな、前後も知らず、ねこんでしまったようすです...   しばらくすると、腰をおろしていたのが、グッタリと、横になり、つめたい岩の上に、ながながと、ねそべるものもあり、グーグーと、いびきの音さえ聞こえ、みんな、前後も知らず、ねこんでしまったようすですの読み方
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」

...久助は無論前後も知らず...   久助は無論前後も知らずの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...主膳は前後も知らず眠っておりました...   主膳は前後も知らず眠っておりましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...前後も知らず居眠りの熟睡をはじめる...   前後も知らず居眠りの熟睡をはじめるの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...前後も知らず寝込んでしまっている女を兵馬が見ると...   前後も知らず寝込んでしまっている女を兵馬が見るとの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...おすがの親爺は夜になればいつでもぐでん/\に醉拂つて前後も知らずに轉がつてしまふ...   おすがの親爺は夜になればいつでもぐでん/\に醉拂つて前後も知らずに轉がつてしまふの読み方
長塚節 「芋掘り」

...前後も知らず一週間ほど寝込んで...   前後も知らず一週間ほど寝込んでの読み方
夏目漱石 「思い出す事など」

...前後も知らず眠っている間に...   前後も知らず眠っている間にの読み方
モーリス・ルブラン Maurice Leblanc 婦人文化研究会訳 「探偵小説アルセーヌ・ルパン」

...前後も知らず眠つてしまつた...   前後も知らず眠つてしまつたの読み方
正宗白鳥 「雨」

...前後も知らず睡り続けていた...   前後も知らず睡り続けていたの読み方
松本泰 「日蔭の街」

...彼は前後も知らず眠り始めた...   彼は前後も知らず眠り始めたの読み方
吉川英治 「三国志」

...前後も知らずよく眠っているようです」「――ならば...   前後も知らずよく眠っているようです」「――ならばの読み方
吉川英治 「源頼朝」

「前後も知らず」の書き方・書き順

いろんなフォントで「前後も知らず」


ランダム例文:
起る   誇張せずに   爪跡  

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