...懐中時計の秒を刻む音が...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...牛のしつぽに韮(にら)を刻む...
高村光太郎 「智恵子抄」
...もう一つは懐中時計でベットの頭の手すりにつるしてある――この二つの時計の秒を刻む音と...
寺田寅彦 「病院の夜明けの物音」
...事務室の大時計のセコンドを刻む音や...
徳田秋声 「仮装人物」
...今は骨髄に刻むほどの怨恨(えんこん)となっているのであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...下女(げじょ)が俎板(まないた)の上で何か刻む音が台所の方で聞こえた...
夏目漱石 「道草」
...勝手では清が物を刻む音がする...
夏目漱石 「門」
...わが草木(さうもく)とならん日にたれかは知らむ敗亡の歴史を墓に刻むべき...
萩原朔太郎 「父の墓に詣でて」
...切磋骨を刻むが如き努力の成果と...
久生十蘭 「魔都」
...それが深刻な印象を読者の心に刻むのである...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...肉を刻むという有様で...
二葉亭四迷 「予が半生の懺悔」
...早くもひとり雪をけりはるかの吹雪をはせ行くは木鼠捕りの悦治なり三人ひとしくはせたちて多吉ぞわらひ軋るとき寅は溜りに倒れゐし赤き毛布にくるまりて風くるごとに足小刻むは十にたらざる児らなれや吹雪きたればあとなる児急ぎて前にすがりつゝ一列遠くうすれ行く...
宮沢賢治 「訓導」
...やがて女の児がつれ去られ泣きつかれた男の児はそのあとへ這い込む九歳のしなやかな日やけ色の手脚をまるめて名もなつかしいおじいさん椅子(グランドファザーチェア)はおだやかに 大きく黄ばんだ朽葉色気持の和むなきじゃくりとミシンの音は夢にとけ入り時計はチクタクを刻むとなりの子供はみんな出払った休日(やすみび)の宵...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...薬味(やくみ)にもニンニクを刻む...
村井弦斎 「食道楽」
...琉球の人々は如何に石を刻むべきかを識らずして識っていたのです...
柳宗悦 「民藝四十年」
...時を刻む秒読みのような音であり...
山本周五郎 「年の瀬の音」
...そのあゆみは彼が時を刻む音の圏外にいることをごうぜん(傲然)と示すものであり...
山本周五郎 「年の瀬の音」
...厩(うまや)の裏には馬糧(まぐさ)を刻む音が静かにして...
吉川英治 「新書太閤記」
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