例文・使い方一覧でみる「刻々」の意味


スポンサーリンク

...その意志が刻々に自己の途を導いてゐることを感ずるとする...   その意志が刻々に自己の途を導いてゐることを感ずるとするの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」

...刻々と熱度を加えていった...   刻々と熱度を加えていったの読み方
海野十三 「浮かぶ飛行島」

...そうすればそれは刻々にあたらしい展望を示すことをやめないであろう...   そうすればそれは刻々にあたらしい展望を示すことをやめないであろうの読み方
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」

...併しその相模灘から湧き上つてくる水煮氣が刻々千變萬化の奇趣妙景を盡しつゝやがて雲となり溪を埋め...   併しその相模灘から湧き上つてくる水煮氣が刻々千變萬化の奇趣妙景を盡しつゝやがて雲となり溪を埋めの読み方
近松秋江 「箱根の山々」

...人造島は刻々に溶けてゆく...   人造島は刻々に溶けてゆくの読み方
寺島柾史 「怪奇人造島」

...時々刻々に移りゆく永遠の推移を描き出していた...   時々刻々に移りゆく永遠の推移を描き出していたの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...憎悪にせよ愛情にせよ、それは恒常的なものではなくて、いつも一方から他方へと移り変り、相対的な人事関係によって、刻々に変化する...   憎悪にせよ愛情にせよ、それは恒常的なものではなくて、いつも一方から他方へと移り変り、相対的な人事関係によって、刻々に変化するの読み方
豊島与志雄 「どぶろく幻想」

...その雪は刻々と陽光に浸って...   その雪は刻々と陽光に浸っての読み方
中村清太郎 「ある偃松の独白」

...日は刻々氷雪の山を異なった角度から照らしだす...   日は刻々氷雪の山を異なった角度から照らしだすの読み方
中村清太郎 「山岳浄土」

...それにしても死んだ魚がこのように刻々に色を変えて行くのは少々薄気味悪い位である...   それにしても死んだ魚がこのように刻々に色を変えて行くのは少々薄気味悪い位であるの読み方
中谷宇吉郎 「雑魚図譜」

...そのうちには新酒の蓋あけのころともなつて秋の探さは刻々に胸底へ滲んだ...   そのうちには新酒の蓋あけのころともなつて秋の探さは刻々に胸底へ滲んだの読み方
牧野信一 「鬼涙村」

...私が其を刻々に知らされないことは...   私が其を刻々に知らされないことはの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...彼が時々刻々に警戒して来た駐在所や...   彼が時々刻々に警戒して来た駐在所やの読み方
夢野久作 「白菊」

...味方の滅亡は刻々にある...   味方の滅亡は刻々にあるの読み方
吉川英治 「三国志」

...江頭の人影は、刻々、多くなって、騒ぎ立っている...   江頭の人影は、刻々、多くなって、騒ぎ立っているの読み方
吉川英治 「三国志」

...散所民の加勢が刻々とふえて...   散所民の加勢が刻々とふえての読み方
吉川英治 「私本太平記」

...短くて長い気のする刻々(こっこく)が過ぎている...   短くて長い気のする刻々が過ぎているの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...――危機は刻々とせまる...   ――危機は刻々とせまるの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

「刻々」の読みかた

「刻々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「刻々」

「刻々」の英語の意味


ランダム例文:
あらかじめ聞いておく   一般観光客   基本的秩序  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
火事場泥棒   天安門   丈右衛門  

スポンサーリンク

トップへ戻る