...ほとんど制馭(せいぎょ)の道を失った...
伊藤左千夫 「水害雑録」
...殆ど制馭の道を失つた...
伊藤左千夫 「水害雜録」
...佛蘭西詩壇一部の極端派を制馭する消極の評論としては...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...仏蘭西詩壇一部の極端派を制馭(せいぎよ)する消極の評論としては...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...今日の紛糾錯綜入乱れた文化の葛藤を解決し制馭(せいぎょ)する威力のないものであるというのが二葉亭の禅に対する断案で...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...特に封建制馭(せいぎょ)の道未(いま)だ全(まった)からず...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...彼女は米友から制馭(せいぎょ)さるべき地位にある女ではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼らの若干を制馭する有力者すなわち群雄が現われて...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...これを眼前に置きながら制馭(せいぎょ)し得なかった将軍の無能は...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...これに依って粗野不逞の人民を規則の下に統率制馭しようとすることは...
穂積陳重 「法窓夜話」
...始終沈重(ちんちょう)な玄機に制馭(せいぎょ)せられていた...
森鴎外 「魚玄機」
...國家は惡人を制馭するために設けてある牢獄の如くである...
森鴎外 「古い手帳から」
...これが中央政府の地方を制馭(せいぎょ)した政策であって...
柳田國男 「名字の話」
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