...すると鍋小路の若殿恰(まる)で結納の品でも貰つたやうに有頂天になつて其紙莨入れを片時(へんじ)も離さず到る処に番町随一の美人から貰つたと吹聴して廻つたさうだ...
内田魯庵 「犬物語」
...無論(むろん)我輩の活動する天地は日本到る処にあるのである...
大隈重信 「〔憲政本党〕総理退任の辞」
...少壮外交官の彼と彼女とは到る処で話題の種をまきちらしていた...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「情鬼」
...孟宗竹のほかにも到る処に篠竹が繁茂し...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...とにかく満員電車の上がり口につかまってぶら下がっているような一種の緊張が到る処に見出された...
寺田寅彦 「電車と風呂」
...湿気は飢ゑとともに到る処に匐い廻つた...
原民喜 「飢ゑ」
...その岸の砂地をぶらぶらしていると到る処に焚火(たきび)の燃え残りのようなものが残っていた...
堀辰雄 「晩夏」
...または屈折し分岐して到る処に影響する実状に至っては...
柳田国男 「海上の道」
...この村が春の末から到る処...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...台地の到る処で、敵味方が、押しつ返しつ斬りむすんでいた...
山本周五郎 「風流太平記」
...到る処の警戒線を嘲弄(ちょうろう)し...
夢野久作 「白菊」
...到る処に「能」を見ることが出来る...
夢野久作 「「生活」+「戦争」+「競技」÷0=能」
...この勢(いきおい)につれて東京市内外の到る処に小さな撮影所が出来た...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...地上の到る処……汽車...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...だから合唱が出来る)雑音を到る処に用いたり...
夢野久作 「能とは何か」
...到る処に思い切った時代錯誤や...
夢野久作 「能とは何か」
...たった一度しか買わぬのに「毎度有難う」と云う商売人、又かと思ういやなお客に「ホントニお久し振りね」と云う芸者、「貴国の軍備縮小に満腔の敬意を払う」と云う外交官、「とんだ御不幸で」と駈け付ける新聞記者、その他到る処の御世辞や御愛嬌は片っ端からフン詰まりになって、人間到る処、篦棒とブッキラ棒のたたき合いになってしまう...
夢野久作 「鼻の表現」
...地上到る処に『霊感』の存在を認める事が出来るのである...
夢野久作 「霊感!」
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