...それから実に十八年の長い間到るところに旅してこの大きな仕事を果したというのは...
石原純 「伊能忠敬」
...到る處、『正宗』の瓶詰に閉口して、わざ/\瓢箪をもちゆけど、樽酒の新たに來れるを見ては、樽に對してもと、下らぬ處に義理張つて、試に飮んで見たるに、田舍酒は田舍酒なるも、なまじひの『正宗』のペーパーを附けたるものなどよりは、ずつと口に適して、飮むに足る...
大町桂月 「菅の堤の櫻」
...大学予科の解散という事は生徒に取っては一方ならぬ動揺で何百人という人が一時に各地に散る事になったので痛飲悲歌の会合が到る処に催おされた...
高浜虚子 「子規居士と余」
...思いがけない莫大な収入を月々勘定に入れている先生は到る処にあるだろう...
戸坂潤 「社会時評」
...到るところ米穀が溢(あふ)れ...
中里介山 「大菩薩峠」
...到るところ河原に乱立して...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...到るところにビルの建設が進められ...
中谷宇吉郎 「北海道開発に消えた八百億円」
...解剖の如きに到ると...
南部修太郎 「現代作家に対する批判と要求」
...その後今日に到るまで可成長い間絶版になつて居た...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...到る処に拡がっており...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...ブルウスがはじめてアビシニアに入国したとき、彼は、到るところに、ラス・マイクルのゴンダアル進軍によって根こそざに破壊された村々を見た2)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...次の「牡丹」以下の作品はずっと昭和の初めごろまでさかのぼっていて「小祝の一家」に到る間に多くの年月がこもっている...
宮本百合子 「あとがき(『朝の風』)」
...到る処に待ち受けている事を...
夢野久作 「少女地獄」
...不良生活の到る処に出て来る...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...精神の到る処に残存し...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...現在の胎児の直接の両親に到るまでの代々の先祖たちが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...地上の到る処……汽車...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...実さんは日常到るところで...
夢野久作 「実さんの精神分析」
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