...天つ神の御子四の伏(こや)せる地(ところ)に到りて獻る時に...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...久須婆(くすば)の渡(わたり)一一に到りし時に...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...高宗の時に到りて化風愈揚り...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...「翌天保四年に到りては...
太宰治 「津軽」
...斯くして先にアキリュウス定めし場(には)に到り着き...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...後世水戸派の予言者藤田東湖に到りては...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...その実行的経綸に到りては...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...慚恚(ざんい)以て屠腹(とふく)して死するに到り...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...燒山にた走り到り...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...又和良店の隣なる間崎君の舎弟の下宿に到り...
中谷宇吉郎 「『団栗』のことなど」
...何ぞ計(はか)らんその翌日君は再びカンヴアスを抱へて渋川に到り十分に画き直して一週間の後帰京せり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...南海の辺(あたり)に到りければ...
南方熊楠 「十二支考」
...塩柏隆白忠兵衛を送り三枚橋に到り別る...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...二人の老人(おいびと)娘と共に恙もあらで到り着きぬれば...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...灯火(ともしび)美くしき長崎の町に到り着きつ...
夢野久作 「白くれない」
...嫌忌もしくは自己恐怖等の心理を感ずるに到り...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...総くずれのやむなきに立到り...
吉川英治 「三国志」
...信長の正面に到り...
吉川英治 「新書太閤記」
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