...然れども義仲は成敗利鈍を顧みざりき...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...知愚利鈍に応じて異にせざるをえず...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...彼の眼中成敗利鈍なし...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...利鈍(りどん)を試みるということであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...その度毎に刀の利鈍の評判が出ました...
中里介山 「大菩薩峠」
...刃物の利鈍によるというようなことを述べて...
中里介山 「大菩薩峠」
...けれども、刀の利鈍と、品質はわかる...
中里介山 「大菩薩峠」
...刀の利鈍を試むるために...
中里介山 「大菩薩峠」
...脳味噌の働きの利鈍によって...
中里介山 「大菩薩峠」
...其成敗利鈍は悉く此關係の相協ふ所に止らざること莫し...
西周 「情智關係論」
...しかし天下の事は成敗利鈍(りどん)をもって相判(あいはん)じ候(そうろう)訳(わけ)にはこれなく...
新渡戸稲造 「自警録」
...ものの言い方の中にあるペッパアの利鈍に感じられるだけです...
三好十郎 「恐怖の季節」
...成敗(セイハイ)利鈍(リドン)ニイタリテハ...
吉川英治 「三国志」
...才能の利鈍というごときことはここには問題でない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...竹に利鈍あり花に浅深があるのではない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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