...何んの利き目もない...
有島武郎 「星座」
...魔睡劑の利き目がまだ殘つてゐるのが運び去られる...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...惜気(をしげ)もなくばら撒(ま)いてみたところで一向利き目が無い...
薄田泣菫 「茶話」
...二十年も三十年も経った古いものでなくては体に利き目がありません...
田中貢太郎 「人蔘の精」
...ついぞ叱言をいったことのない父と母とが懇(ねんご)ろに説諭(せつゆ)したのでさすがの春琴も返す言葉がなく道理に服した体(てい)であったがそれも表面だけのことで実際は余り利き目がなかった...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...やはり病院よりは田舎の空気が安くて利き目がよかったのである...
寺田寅彦 「異質触媒作用」
...ただ日常語はこの常識語を極めて常識的に無責任に利き目を計量しないで凡庸に習慣的に濫用するだけであって...
戸坂潤 「思想としての文学」
...もう少し現実的に利き目の著しい対策がありそうなものだ...
戸坂潤 「社会時評」
...『朝日』だけは処々要点や利き目のある言葉を抜いて...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...もはや文学という言葉の特殊の利き目がなくなって了う...
戸坂潤 「認識論としての文芸学」
...利き目が薄いのが遺憾だ...
戸坂潤 「ひと吾を公式主義者と呼ぶ」
...すこぶる利き目があるようにいわれているのである...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...そりゃ利き目がありますよ」「どうも...
中里介山 「大菩薩峠」
...五医師に与えられた気付け薬の利き目で...
平林初之輔 「祭の夜」
...利き目のない薬を盛らうとすると思ひながら...
水野仙子 「脱殼」
...早寝の功徳もやっぱり利き目を現しているのだと信じます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...あんな奴等に講演したって利き目はありません...
夢野久作 「爆弾太平記」
...面白はんぶんに教えられた阿片のこころよさを幾日ぶりかで満喫したあとの利き目が...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
便利!手書き漢字入力検索
- 野球選手の中村剛也さん: 延長11回に代打で決勝グランドスラムを放つ ⚾
- 俳優の岩崎碧さん: ウルトラマンテオの主人公を演じる俳優 🎭
- 野球選手の山本由伸さん: パイレーツ戦でQSを記録するも勝ち星ならず。 ⚾️
