...傲慢(ごうまん)で利かん気で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...相変らずの利かん気で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...利かん気だった松之助という変り者の先祖を思う時...
柳田国男 「故郷七十年」
...機関銃にひっかけられたとかで、右の腕が附根の処から無くなり、左手の食指と、中指と、薬指の三本も亦(また)、砲弾の破片に千切られて、今は金鵄(きんし)勲章の年金を貰いながら郵便配達をやっているという話で、見るからに骨格の逞ましい、利かん気らしい、人相の悪いオジサンであった...
夢野久作 「眼を開く」
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