...田舍の人の氣の利かない禮儀である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...」「気の利かないですか?」とプロス嬢はつんとして尋ねた...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...学校の教育ではそういう自由は利かない...
寺田寅彦 「マーカス・ショーとレビュー式教育」
...とたずねるのも一層気が利かない...
中里介山 「大菩薩峠」
...随分気が利かないわね...
夏目漱石 「それから」
...口も利かないわけだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...果し眼で口も利かない――そんな風だから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...手の自由が利かないので...
平出修 「逆徒」
...もうお前さんとは口も利かないよ...
広津柳浪 「今戸心中」
...ジエィン!――氣の利かない召使たちぢやあこの急場にとても間に合はない...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...あたしに口を利かないなんて!』とパンドーラは言って...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...顔を合したつて口は利かないよ...
牧野信一 「父の百ヶ日前後」
...ドロンとした空に恥をさらして居る気の利かない桐を見た目をうつすと...
宮本百合子 「後庭」
...それだけに又融通が利かないと言いますか...
三好十郎 「肌の匂い」
...とつさに小まはりの利かない船体なので...
三好達治 「海辺の窓」
...オーバーを着ていなければトテモ幅が利かない...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...そうして先刻(さっき)まで何本も注射をしたけどチットも利かないで...
夢野久作 「鉄鎚」
...捩子(ねじ)の利かない瓦斯にぼッと火の点くように...
横光利一 「旅愁」
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