...別人のように血相を変えて...
芥川龍之介 「疑惑」
...たちまち別人のような嗄(しわが)れた御声で...
芥川龍之介 「邪宗門」
...真一は別人のように元気に見えた...
海野十三 「三人の双生児」
...見るとまるで別人のような...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「耳香水」
...顔の輪廓が別人のようになっているのは...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...ぴくりともしない尊大な表情が表われていたので――わたしにはまるで別人のように見え...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...ついさっき暴れていたとは別人のようにすごすごと下りて行った後姿が淋しかった...
寺田寅彦 「札幌まで」
...まるで別人のように気軽く物を言った...
寺田寅彦 「亮の追憶」
...まったく別人のようにわからなくなる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...別人のように快活になるのであった...
中島敦 「プウルの傍で」
...けれども十分ぐらい経(た)つと彼はまるで別人のように快活になった...
夏目漱石 「行人」
...別人のように青くふくれて...
牧逸馬 「ロウモン街の自殺ホテル」
...別人のような真青なヒロ子さんが...
山川方夫 「夏の葬列」
...別人のように緊張した...
夢野久作 「女坑主」
...別人のようにガラリと変った今の伝法(でんぽう)な物言いぶりはどうしたものか...
吉川英治 「江戸三国志」
...別人のようだった...
吉川英治 「大岡越前」
...とにかく別人のように酒に親しみをもちだした...
吉川英治 「剣難女難」
...剣をとる時の彼とは別人のように...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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