...別るとも好からん...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...印旛沼と別るゝかと思ふ間もなく...
大町桂月 「三里塚の櫻」
...宴罷んで、一同休屋の舟に乘りて、中海と別る...
大町桂月 「十和田湖」
...別るゝにのぞみて...
大町桂月 「冬の榛名山」
...他の諸神の男女両性に別るるに反して...
高木敏雄 「比較神話学」
...ざんば岬を後にみて袖をつらねて諸人の泣いて別るる旅衣益満が...
直木三十五 「南国太平記」
...これ楠公子に別るるのところ」小声で...
直木三十五 「南国太平記」
...両者永遠に別るることなしというもまんざら詭弁(きべん)ではなかろう...
新渡戸稲造 「東西相触れて」
...たとひ暫しは別るるとも...
野口米次郎 「能楽論」
...それぞれ好(よ)きほどにて引き別るることとなり...
福田英子 「妾の半生涯」
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三好達治 「故郷の花」
...目の前にこの世をそむく君よりもよそに別るる魂(たま)ぞ悲しきという歌もある...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...天宇(てんう)と別る...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...五十を踰(こ)えし母に別るゝをもさまで悲しとは思はず...
森鴎外 「舞姫」
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横瀬夜雨 「花守」
...○別るるもよしや...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
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與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...そして私自身その宿屋に別るゝ頃にはそのがらんどうの宿屋に早や十人足らずの客しか殘つてゐなかつた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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