...今日を限りにこの痛快無比の旅行と別るるのが残(のこり)多いようにも思われ...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...相別るゝ四人の俤は幽界の人を眼のあたりに見る心地である...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...窟中二條に別る...
大町桂月 「十和田湖」
...なつかしき榛名湖とは別るゝなり...
大町桂月 「冬の榛名山」
...別るゝにのぞみて...
大町桂月 「冬の榛名山」
...他の諸神の男女両性に別るるに反して...
高木敏雄 「比較神話学」
...手を上げて別るゝ時の春の月四月二十八日 「玉藻十句集(第十五回)」杉落葉して境内の広さかな四月二十八日 丸之内倶楽部俳句会...
高浜虚子 「五百五十句」
...彼らは別る三の郷...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...あとに見て袖をつらねて諸人の泣いて別るる...
直木三十五 「南国太平記」
...いざ別るる時になって名乗り合ってみると...
中里介山 「大菩薩峠」
...それぞれ好(よ)きほどにて引き別るることとなり...
福田英子 「妾の半生涯」
...(一)思へば四年の其の間 教へを受けし学び舎に 今日ぞ別れん別れても 心はなどて別るべき(二)我は学びぬこの部屋に 我は遊びぬこの庭に 一つ/\の思ひ出に 今ぞ身にしむ師の教(三)桜の花に送られて 小鳥の声に励まされ 学びの林ふみ分けて 希望の山に登りなむ(四)草鞋ふみしめふみ鳴らし 名残は尽きぬ学び舎に いざや別れん師と友に 「さきくましませ」師よ友よ(大正十二・三・二七)...
槇村浩 「母校を去るにのぞみて」
......
松本たかし 「松本たかし句集」
...目の前にこの世をそむく君よりもよそに別るる魂(たま)ぞ悲しきという歌もある...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...磐谷に別るる詩の次には...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...別に「まごひこに別るゝことの」云々と云ふ狂歌が...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...湯崗子土も草葉もほの白し広野のなかの温泉の路追ひきたり湯崗子にて友の詠む歌あはれなり柳絮の飛ぶ日湯崗子ホテルの前の木かげをも三たびとまでは踏まで別るる遼陽に宿る...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...潯陽江頭(じんようこうとう)夜(よる)客を送れば楓葉(ふうよう)荻花(てきか)秋(あき)索々(さくさく)たり主人は馬より下り 客は船にあり酒をあげて飲まんとするに管絃(かんげん)なし酔うて歓(かん)をなさず惨(さん)として将(まさ)に別れんとす別るるとき茫々(ぼうぼう)江(こう)は月を浸(ひた)せり忽ち聞く水上琵琶の声「……ああ」宋江は...
吉川英治 「新・水滸伝」
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