...これをもって西洋各国、みなその国固有の学問を愛重し芸術を保護し、別して言語、宗教のごときは、つとめてその国固有のものを保存せんとす...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...更に細別して比較を取ってみておくと...
大隈重信 「我輩は何故いつまでもすべてに於て衰えぬか」
...モックは宗教と民間信仰とを区別して曰く...
高木敏雄 「比較神話学」
...別して最近は文化の歩みが急激である上に...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...数学と哲学(ディアレクティケ)とを区別して...
戸坂潤 「科学論」
...読書的な理性と観察的な理性のタイプを区別してもいいだろう...
戸坂潤 「現代科学教育論」
...之を生産一般乃至一般的生産の研究としての経済学から区別してもいる(相川氏がマルクスの「テヒノロギー」の説明から...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...可愛がって楽しむ人とを区別して...
中里介山 「大菩薩峠」
...その作用の特性によってまたいろいろに識別して行きます...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...区別して示すのである...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...それ以上は音として区別していません...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...既婚者と独身者とを区別してみたら...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...しかし区別して論ずることもまた容易でない...
森鴎外 「細木香以」
...明白にカッシといって川内と区別しているが...
柳田國男 「地名の研究」
...専門別と区別して来たらとても大変である...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...撃ち合う……なぞと無限に千差万別しているのであるが...
夢野久作 「能とは何か」
...殊に良人から離別して来た養子娘の気ままな真紀子を...
横光利一 「旅愁」
...よく分別してくれた...
吉川英治 「八寒道中」
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