例文・使い方一覧でみる「判ずる」の意味


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...この兩樣の態度の差別によつて人格の善惡を判ずることは決して不可能のことではない...   この兩樣の態度の差別によつて人格の善惡を判ずることは決して不可能のことではないの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」

...然るに人類は是非を判ずるの理性を有し...   然るに人類は是非を判ずるの理性を有しの読み方
高山樗牛 「美的生活を論ず」

...そればかりか彼の洩らした二三の言葉によって判ずると...   そればかりか彼の洩らした二三の言葉によって判ずるとの読み方
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」

...機の先後を判ずるに於て...   機の先後を判ずるに於ての読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...孔明の死を判ずるというような例は...   孔明の死を判ずるというような例はの読み方
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」

...この二つのものもまた普通の対照と同じく同類連想の部に属すべきものと判ずるにしたところで...   この二つのものもまた普通の対照と同じく同類連想の部に属すべきものと判ずるにしたところでの読み方
夏目漱石 「思い出す事など」

...鮑(あわび)ッ貝か何かなら恋と判ずるが――」「冗談でしょう」「菱餅じゃ古歌にもないとよ」「ほんとうに何とか判じて下さいな...   鮑ッ貝か何かなら恋と判ずるが――」「冗談でしょう」「菱餅じゃ古歌にもないとよ」「ほんとうに何とか判じて下さいなの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...新聞記者の漫談から時局の動向を判ずるような...   新聞記者の漫談から時局の動向を判ずるようなの読み方
野村胡堂 「笑う悪魔」

...常識と修養と共に一場の試驗を以て其優劣を判ずること難きに拘はらず...   常識と修養と共に一場の試驗を以て其優劣を判ずること難きに拘はらずの読み方
原勝郎 「貢院の春」

...「も」の字は元来理屈的の言葉にて俳句などにては「も」の字の有無をもって月並(つきなみ)的俗句なるか否かを判ずることさえあるくらいに候えども...   「も」の字は元来理屈的の言葉にて俳句などにては「も」の字の有無をもって月並的俗句なるか否かを判ずることさえあるくらいに候えどもの読み方
正岡子規 「あきまろに答ふ」

...俳句などにては「も」の字の有無(うむ)を以て月並的俗句なるか否かを判ずる事さへある位に候へども...   俳句などにては「も」の字の有無を以て月並的俗句なるか否かを判ずる事さへある位に候へどもの読み方
正岡子規 「あきまろに答ふ」

...繊細を好む者単に繊細を見て雅俗を判ずるを知らず...   繊細を好む者単に繊細を見て雅俗を判ずるを知らずの読み方
正岡子規 「俳諧大要」

...蝉が鳴く聲を聽いて蝉は何と云うて鳴いて居るかと云ふことの意味を判ずる...   蝉が鳴く聲を聽いて蝉は何と云うて鳴いて居るかと云ふことの意味を判ずるの読み方
松本文三郎 「印度の聖人」

...他より伝習して始めて成るかを判ずるにこれら狼に養われた児輩に拠るのほかないと言った...   他より伝習して始めて成るかを判ずるにこれら狼に養われた児輩に拠るのほかないと言ったの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...予の言を法螺(ほら)と判ずる人もあろうが...   予の言を法螺と判ずる人もあろうがの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...たやすくその童身か否かを判ずる力ぐらいは持つものとも知った...   たやすくその童身か否かを判ずる力ぐらいは持つものとも知ったの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...右翼か左翼かどちらかだと判ずる観念が...   右翼か左翼かどちらかだと判ずる観念がの読み方
横光利一 「欧洲紀行」

...賦役令の物産の名から判ずると...   賦役令の物産の名から判ずるとの読み方
和辻哲郎 「日本精神史研究」

「判ずる」の読みかた

「判ずる」の書き方・書き順

いろんなフォントで「判ずる」

「判ずる」の英語の意味


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