例文・使い方一覧でみる「初更」の意味
スポンサーリンク...初更になると外は一段と静かになる... 
...夕方の初更の時間帯は、綺麗な夕焼けが見られる...
...初更の頃に風邪を引くと、治りにくくなることがある...
...営業時間が早朝からある店は、初更からの客で賑わう...
...夜更かしをすると、ついつい初更まで起きていることがある...
...いつも初更（しょこう）を過ぎさえすれば...
芥川龍之介 「報恩記」
...初更がすぎたところで...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「庚娘」
...則ち明夜初更を以て号（ごうほう）を約と為し...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...朝早くから夜も初更（しょこう）に至る頃まで...
永井荷風 「鐘の声」
...初更新冨座裏に火事あり...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...初更に至つて霽れたり...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...夕陽明媚なりしが初更の頃より雨また沛然たり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...夕方食事の時分に若（も）し酒があれば酒を飲（のん）で初更（よい）に寝る...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...ある鶏は夜の初更（しょこう）に鳴くきりでその他一度も鳴かぬ...
南方熊楠 「十二支考」
...鴎の群れも初更の闇に消えてしまふまで...
三好達治 「一點鐘」
...初更菅茶山来訪歓晤徹暁して去る...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...夜は初更（しょこう）をすぎた...
吉川英治 「黒田如水」
...「明夕（みょうゆう）初更までに...
吉川英治 「三国志」
...すでに初更（しょこう）（宵）の頃だった...
吉川英治 「私本太平記」
...初更（しょこう）はすぎていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...いんいんと初更をつげわたると...
吉川英治 「親鸞」
...――やがて初更の鐘が合図...
吉川英治 「親鸞」
...初更（しょこう）ながら深沈とした奥庭...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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