...この教科書は、大学初年度の正課で必要となる全ての内容を網羅しています...
...いつもの位置に隊形を作つてる初年兵の顔を見ながら云つた...
新井紀一 「怒れる高村軍曹」
...私などは明治の初年中年の空気の中をずっと乗り切ってまいっておりますから...
上村松園 「女の話・花の話」
...そこは明治の初年の錦絵にも新東京の名所のひとつになっていてあの眼鏡のような丸い空間を二つ持った石造の橋は...
田山花袋 「日本橋附近」
...明治初年から二十年代にかけてまず第一に「欧化主義」に対する反対運動の形で著しく現われた...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...補足一 現下に於ける進歩と反動との意義一明治初年の新思想を象徴する合言葉は「文明開化」であった...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...或は大正初年頃の...
豊島与志雄 「文学の曇天」
...明治(めいぢ)初年の出版物は自分が此の世に生れ落ちた当時の人情世態を語る尊い記録(ドキユウマン)である...
永井荷風 「虫干」
...すべて、大正初年までは、まだ、海であったところだ...
火野葦平 「花と龍」
...明治初年の三十石風景...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...大正初年の小石川七人殺し...
正岡容 「大正東京錦絵」
...明治の初年にわたくしは桜木天神の神楽殿に並んだ裏二階に下宿してゐたが...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...恐くは二人が始て京都に於て交(まじはり)を訂した寛政初年の秋であつただらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...日本でいえば明治初年の頃まで...
柳宗悦 「民藝四十年」
...明治初年の村絵図作成の際なども同じであるが...
柳田國男 「地名の研究」
...甚だしきは新たに明治の初年頃から始まったものが幾らもある...
柳田国男 「木綿以前の事」
...明治の初年に法螺貝が昇天したという崖崩れの跡も...
山本笑月 「明治世相百話」
...明治の初年(十年頃まで)は全く古美術品の無価値時代で...
山本笑月 「明治世相百話」
...明治初年ころの記載に「松林...
吉川英治 「随筆 新平家」
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