...病院に一月もいたそうで……来月の初めには帰って来るはずです」「それじゃ遼陽は見ずに……」「え」衰弱した割合いには長く話した...
田山花袋 「田舎教師」
...初めに、ロンドンのテムプル関門(バー)の傍にある古風なテルソン銀行が描かれる...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...初めにはいきなり酷く叱られて慄(ふる)え上がるが...
寺田寅彦 「工学博士末広恭二君」
...庸三は自分も今度のこの恋愛の初めには...
徳田秋声 「仮装人物」
...そのころ初めて和訳になったマタイ伝――この聖書の初めにありますのでした...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...そして此の必要を充たすものは正に初めに指摘しておいた通り...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...すべて宗教上の命令や教書の初めに自分の洗礼名を書く習慣になっていたので...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...まだ/″\唐の初めに有名な學者が居りまして...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...(綱手は、満足して死んだに――それが、綱手を慰める母の態度か)と、思ったが「綱手は、喜んで死んだ」とは、初めに、二人を欺いて、素性を隠していた百城として、気が咎めて云えなかったし、云っても、信じてもらえるとは思わなかった...
直木三十五 「南国太平記」
...初めにマーキュリー紙に衝撃の会見が載り...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...初めに数字上の値を算出して...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...手初めにうぬらから斬るぞ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...享和元年の冬の初めに...
柳田国男 「雪国の春」
...胎教というのをお初めになりましたそうです...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...彼は繰り返した――初めに表...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...初めにこれを記した時には...
和辻哲郎 「孔子」
...そこで一五二〇年の初めに...
和辻哲郎 「鎖国」
...初めに派遣されたロレンソは...
和辻哲郎 「鎖国」
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