...私は初めての事でもあり...
石川啄木 「菊池君」
...お定には初めての...
石川啄木 「天鵞絨」
...女が初めての挨拶した時...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...その初めての産があつた時...
薄田泣菫 「茶話」
...貴方……」ルイザは生れて初めてのこの仏蘭西語の意味を訊きただした...
薄田泣菫 「茶話」
...ヤールタには初めての滞在で...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「犬を連れた奥さん」
...恋の初めての感動の...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...それで初めての実験では...
中谷宇吉郎 「稲の一日」
...初めての海外放送...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...初めての盗みを思い立ちましたようですわ...
松永延造 「職工と微笑」
...茶の味も繁次には初めての...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...けれど江戸から西は初めての道だった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...生れて初めての実地作業を指揮すべく...
夢野久作 「怪夢」
...彼は生れて初めての夏の多彩な海岸に眩惑されたまま...
横光利一 「蛾はどこにでもゐる」
...初めてのものには...
横光利一 「夜の靴」
...初めての別謁(べつえつ)です...
吉川英治 「江戸三国志」
...きょう初めてのことではない...
吉川英治 「新書太閤記」
...ご当地へは初めてのこと...
吉川英治 「新・水滸伝」
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