例文・使い方一覧でみる「初めから」の意味


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...さすがに初めからきっぱりとは言いかねたのである...   さすがに初めからきっぱりとは言いかねたのであるの読み方
伊藤左千夫 「春の潮」

...袋だたきに逢(あ)わされまいものでもないから――金子(きんす)だけを送ってやることに初めから心には定めていたので...   袋だたきに逢わされまいものでもないから――金子だけを送ってやることに初めから心には定めていたのでの読み方
岩野泡鳴 「耽溺」

...専門学校の科程を履修しようというツモリは初めからなかったのだから...   専門学校の科程を履修しようというツモリは初めからなかったのだからの読み方
内田魯庵 「明治の文学の開拓者」

...それでこの人の生涯を初めから終りまで見ますと...   それでこの人の生涯を初めから終りまで見ますとの読み方
内村鑑三 「後世への最大遺物」

...主人なればその関係は初めから決定的だが...   主人なればその関係は初めから決定的だがの読み方
相馬愛蔵 「私の小売商道」

...初めから無内容な表象に止まるだろう...   初めから無内容な表象に止まるだろうの読み方
戸坂潤 「技術の哲学」

...それとも作家自身が初めから一人の民衆として出発するのか...   それとも作家自身が初めから一人の民衆として出発するのかの読み方
戸坂潤 「日本の民衆と「日本的なるもの」」

...その脚本を初めから読み直してきかせた...   その脚本を初めから読み直してきかせたの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...初めから全国民が胚芽米や半搗米になっておれば何でもないことだという議論も出るかも知れない...   初めから全国民が胚芽米や半搗米になっておれば何でもないことだという議論も出るかも知れないの読み方
中谷宇吉郎 「兎の耳」

...活動を見る気は初めからなし...   活動を見る気は初めからなしの読み方
中谷宇吉郎 「雪三題」

...私は食卓に着いた初めから...   私は食卓に着いた初めからの読み方
夏目漱石 「こころ」

...そのとき引出しのなかに入っていたものが初めから引出しのなかにあったものの全部ではないということが...   そのとき引出しのなかに入っていたものが初めから引出しのなかにあったものの全部ではないということがの読み方
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」

...初めからハリダースを信じない...   初めからハリダースを信じないの読み方
松本文三郎 「印度の聖人」

...しかし実用的でない趣味の問題も初めから現われて...   しかし実用的でない趣味の問題も初めから現われての読み方
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」

...源氏は初めからそれに興味を持っていて...   源氏は初めからそれに興味を持っていての読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...初めからこちらのしたことが間違いだったとだれにも思われるでしょう」などとも中将は言った...   初めからこちらのしたことが間違いだったとだれにも思われるでしょう」などとも中将は言ったの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...又は初めから呑んでかかるかすれば...   又は初めから呑んでかかるかすればの読み方
夢野久作 「鼻の表現」

...そんなら初めから黙って俳句でも作っていれば良いだろうと久慈は思っているときに...   そんなら初めから黙って俳句でも作っていれば良いだろうと久慈は思っているときにの読み方
横光利一 「旅愁」

「初めから」の書き方・書き順

いろんなフォントで「初めから」

「初めから」の英語の意味


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水火   お膝元   てきぱき  

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