...初々(うひうひ)しい薔薇色の舞踏服...
芥川龍之介 「舞踏会」
...(初々しくみえた...
小穴隆一 「二つの繪」
...まだ妙齢の初々(ういうい)しい娘の子であったものですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...まだ子供のような無邪気な初々(ういうい)しさが...
中里介山 「大菩薩峠」
...髭も髪同様に細くかつ初々(ういうい)しく...
夏目漱石 「それから」
...白粉(おしろい)っ気のない初々しさも充分に美しいのですが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...初々しさはいつまでもこぼれて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...初々(ういうい)しいうちに確(しっか)り味のある娘で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...これは初々しく可愛らしい娘でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...初々しいおもかげが...
林芙美子 「浮雲」
...初々しく顔を赤めてお茶を召し上れか...
林芙美子 「新版 放浪記」
...悲痛に堪えようとする顔が初々(ういうい)しく...
原民喜 「苦しく美しき夏」
...あんなに美しかつた束の間に嘗ての姿をとりもどすかのやうに、みんな初々しく...
原民喜 「鎮魂歌」
...これは何という初々(ういうい)しい声であろう...
原民喜 「廃墟から」
...いまだ十六ぐらいの初々(ういうい)しい美しい娘...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...少年のように初々(ういうい)しい顔が期待に膨らんでいる...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...初々しく額をあからめた...
牧野信一 「小川の流れ」
...そういうような初々しさの漲った描写もあります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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