...無性矢鱈(やたら)に刎歩行(はねある)く...
泉鏡花 「薄紅梅」
...刎上(はねあ)げ...
泉鏡花 「瓜の涙」
...刎(は)ねてるだ...
泉鏡花 「海異記」
...黄金(わうごん)の斧鉞(まさかり)で予(わし)の首(くび)を刎(は)ねておいて...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...あいつらの首を刎(は)ねるくらいじゃ足りないぞ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...武州刎村の百姓弥之助と名乗る男が...
中里介山 「大菩薩峠」
...屋根裏の刎戸(はねど)を開けて鉛板葺屋根に出て...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...刎(は)ねろ――』『そんなものは證據(しようこ)にはなりません!』と愛(あい)ちやんが云(い)ひました...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...ポンと木剣を上へ刎(は)ねた...
吉川英治 「剣難女難」
...蓆の裾をポンと刎ね上げ...
吉川英治 「剣難女難」
...さしも一刀流の豪剣を中段からピシリと刎ね返し...
吉川英治 「剣難女難」
...みずから首を刎(は)ね離し...
吉川英治 「三国志」
...刎(は)ね起きて...
吉川英治 「新書太閤記」
...ぱんと首カセの蝶番(ちょうつが)いが刎(は)ね...
吉川英治 「新・水滸伝」
...闇の中で清水一学が刎ね起きていた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...浪士たちは背まで泥濘(ぬかるみ)の泥水を刎ねあげていた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...近くの土を刎(はじ)いている...
吉川英治 「日本名婦伝」
...一撃に刎(は)ね飛ばされたように見えた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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