...彼はいい加減に話を切上げて...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...これにて切上げて...
大町桂月 「町田村の香雪園」
...自由な独り旅をいい加減に切上げて...
辰野隆 「二人のセルヴィヤ人」
...思ひ出はこれで切上げます...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...というように急いで簡単に切上げさして...
豊島与志雄 「好意」
...早く切上げて来れば何の事はなかったのに……」それから...
中里介山 「大菩薩峠」
...八翌日(あくるひ)岡田は会社を午(ひる)で切上げて帰って来た...
夏目漱石 「行人」
...九「これで切上げだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...俺は番頭に絡(から)むのを切上げたんだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そんなことで切上げて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...良い加減に切上げると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...平次はいい加減に切上げて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...こんな事で切上げて廊下に出ました...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...さっさと切上げてビクターへ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...四時頃撮影を切上げ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...早く切上げてしまおうではありませんか...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...なるべく早く話を切上げて来るから...
吉川英治 「江戸三国志」
...おれもそろそろ近習部屋へ帰って寝るとするから』『いつになく切上げがよいではないか』『ちと...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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