...切上げてくれますか?- Can you cut it for me?...
...この野菜は切上げで食べやすいですね...
...あの料理人は切上げの技術がすごい...
...棒高跳びの選手は切上げのフォームを磨いています...
...彼は切上げを一生懸命練習しています...
...此處はいゝ加減に切上げて丘の上の畑の中を歩いた...
寺田寅彦 「寫生紀行」
...いだの獲物一貫五百匁あまりになるので切上げて歸り...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...というように急いで簡単に切上げさして...
豊島与志雄 「好意」
...話を中途で切上げて...
豊島与志雄 「白日夢」
...太田筑前守は程よくこの会議を切上げる挨拶を述べ...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼は伯父が早くこの話を切上げてくれるように...
中島敦 「斗南先生」
...まあなるべく短かく切上げる事にして...
夏目漱石 「文芸と道徳」
...え?」平次は最後の問ひ――答へのない問ひを投げかけて切上げる外はなかつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...平次は器用に切上げて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...良い加減に切上げると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それも小股(こまた)の切上つた輕い音だが」平次はひどく呑込んだ顏をして居るのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...これで一向(いっこう)怖く無い怪物談(ばけものだん)を切上(きりあ)げる事にする...
平井金三 「大きな怪物」
...早く話を切上げてそこヘ出かけなければならない...
平出修 「瘢痕」
...早々にその座を切上げて不体裁(ぶていさい)の跡を収め...
福沢諭吉 「旧藩情」
...さつさと切上げてしまふやうなのでは無く...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...早く切上げてしまおうではありませんか...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...かれはそのはなしをぴたりと切上げ...
山本周五郎 「日本婦道記」
...勝家は匆々(そうそう)に、評議を切上げ、諸将を退けてから、さて何事? と床几の膝(ひざ)をこの甥とつき合わせた...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??