...切れ口の肉を青ませながら...
芥川龍之介 「偸盗」
...それはこの蛇(ながむし)の切れ口から出た...
芥川龍之介 「偸盗」
...その切れ口が風のために内の方へ吹き込まれたのを横より眺めて...
井上円了 「おばけの正体」
...黒い水面が時々石炭の切れ口のように...
大江鉄麿 「河の上の職場」
...同村堤防切れ口の湖等の惨状が...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...谷中村は幸ひ切れ口が...
田中正造 「土地兼併の罪惡」
...ルイザは引き裂かれた寝衣(ねまき)の切れ口から露(あら)わな肩を出して倒れていた...
横光利一 「ナポレオンと田虫」
...刃味(はあじ)も凄(すご)くタテに裂いた剃刀(かみそり)の切れ口...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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