...そしてすっかり割り切れている...
海野十三 「暗号数字」
...左脚がちょん切れている...
海野十三 「奇賊悲願」
...ぷつりと切れている...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...腹は臍(へそ)の上あたりで切れている...
海野十三 「俘囚」
...こと切れているではありませんか...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...踊り子の方は昔のことで今は切れている...
谷崎潤一郎 「細雪」
...手袋は鼠色で右の親指がすり切れている...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「同一事件」
...何もかも着古され擦り切れているのを発見した...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...二人の間の縁(えにし)の糸が切れていると見なければなりません...
中里介山 「大菩薩峠」
...――――そこで彼の過去の世の記憶はぷっつり切れている...
中島敦 「木乃伊」
...別れ際に我衣の懐のだらしなく膨れたるを見て」とここで日記はぼつんと切れている...
中谷宇吉郎 「『団栗』のことなど」
...角石(かくいし)に遮(さえぎ)られて三段に切れているのは妙だ...
夏目漱石 「草枕」
...仰向(あおむ)けになってこと切れているのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...こと切れているのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...命の綱とたのむ岩の橋に大きな亀裂(シュルンド)が入って空中で断ち切れていることだった...
久生十蘭 「地底獣国」
...とうに期限は切れているのに...
三好十郎 「好日」
...摺り切れている片ちんばの下駄や...
山之口貘 「野宿」
...爾の馬の呼吸は切れている...
横光利一 「日輪」
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