...やわらかい陶土に切り込むのだから...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...何処(どこ)にも切り込む隙(すき)がないように聞えます...
谷崎潤一郎 「途上」
...あの太鼓がポーンと切り込むが...
中井正一 「美学入門」
...お浜の首を打ち落して竜之助の家に切り込むほどの騒ぎも起し兼ねまじきものをです...
中里介山 「大菩薩峠」
...藤堂の三人をめがけて切り込む太刀の烈しいこと...
中里介山 「大菩薩峠」
...野菜を切り込む笊(ざる)も...
中里介山 「大菩薩峠」
...打ち下す力の凄いために隙だらけの胴に切り込むことが出來ないので竹刀の方は防ぎ一方に逃げまはつて居る...
長塚節 「撃劍興行」
...窓に向わずして壁に切り込む鏡に向う...
夏目漱石 「薤露行」
...途端(とたん)に切り込む刃(やいば)の光」という変な文句は...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...「何ですって」と切り込む様に云った...
夏目漱石 「それから」
...柔かい雪景色に切り込む刃金(はがね)のように...
野村胡堂 「猟色の果」
...對象に向つて切り込むところの...
萩原朔太郎 「本質的な文學者」
...下の方から切り込む前に...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...花弁の絹のやうなあんなに繊弱な織物の中へ切り込む秘伝を何時になれば発見することか...
牧野信一 「卓上演説」
...そこをなんとか重ねて切り込むこともできなかった...
正岡容 「寄席」
...自分の生活へ切り込む刃としてよまれる必要もあるでしょうし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...あわよくば一曲御所望を云わせてやろうと思う甲種熱心家が「でも高尚ではありませんか」と切り込むと...
夢野久作 「謡曲黒白談」
...鉄へ切り込む鑿(たがね)のごとく...
吉川英治 「山浦清麿」
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