...これは両端に切り込みがあり...
石川欣一 「山を思う」
...ナイフの最初の切り込み方にあるんだ...
大阪圭吉 「花束の虫」
...寧ろ私一己の考えをもってすれば勿論悉く削除したいくらいである……」と切り込み...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...立合うや直ちに手の内に切り込み...
中里介山 「大菩薩峠」
...左の覆面が切り込みました...
中里介山 「大菩薩峠」
...その一辺からV字形の切り込みが入る場合であって...
中谷宇吉郎 「雪」
...それで角板の変形はこのV字形の切り込みの原因が分ると...
中谷宇吉郎 「雪」
...人工雪で角板を作って見てもこの切り込みが入ることがしばしば見られるのであるが...
中谷宇吉郎 「雪」
...角板中のV字切り込み...
中谷宇吉郎 「雪」
...もう少し切り込みたいと云う矢先(やさき)へ持って来て...
夏目漱石 「野分」
...原因と結果の関係は事故による障害(噛み付き、刺傷、切り込み、矢傷など)や異物の貫徹や寄生虫による痛み、などは原始人にとっても明らかである...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...唇の切り込みの深い...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...前頸部より非常に深く切り込みたる創あり...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...切り込みが、鋭くはないが、北の山に比べて非常に深い...
松濤明 「春の遠山入り」
...全く頷毛なく冠大にして切り込みなく...
南方熊楠 「十二支考」
...受け流してはまた切り込みます...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...材木の切り込みをすでに終ったところであった...
和辻哲郎 「鎖国」
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