...つまり小農切り捨てをいっております...
浅沼稲次郎 「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」
...切り捨ててしまったお前の部分は...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...その大切な武器を惜しげもなく切り捨てたところを見ると...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...花をむやみに切り捨てたり...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...必ずその箇所を切り捨てなければいけない...
太宰治 「もの思う葦」
...……空たかくべんたういたゞく光あまねく御飯しろく女房に逃げられて睾丸を切り捨てた男――その男が自身の事をしやべりつゞけた...
種田山頭火 「行乞記」
...ですから、人を切り捨てて、「ロボット」という商品労働者を作ったのです...
カレル・チャペック Karel Capek 大久保ゆう訳 「RUR――ロッサム世界ロボット製作所」
...教え込まれたものだからと云って切り捨てるのも...
戸坂潤 「所謂批評の「科学性」についての考察」
...そういう点は切り捨てなければならない...
戸坂潤 「読書法」
...一つの力に衝突してそれを切り捨てることができない時に...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その結び目を解くか切り捨てるかして...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...声が一種切り捨てられない夢幻的な情調を構成するのは是が為ではないでしょうか...
「木下杢太郎著『唐草表紙』序」
...切り捨てなければならないほど世間が切迫しているのだからしかたがない...
夏目漱石 「三四郎」
...あの人の無礼を糺(ただ)してその場で切り捨ててこい」と命じた...
新渡戸稲造 「自警録」
...上手に切り捨てて...
林芙美子 「旅人」
...これを切り捨てて世界像というものは人々の脳中でしっかりと成り立つものではない...
横光利一 「スフィンクス(覚書)」
...詠嘆(えいたん)を口吻(こうふん)から切り捨てて...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼は小さいもう一つの悩みを――公朝にも打明けた乳児のような心の奥の泣き声を――切り捨てなければいけないと思っている...
吉川英治 「源頼朝」
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