...つまり小農切り捨てをいっております...
浅沼稲次郎 「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」
...雄蕋のある花は切り捨てゝある上に...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...印判(はん)で捺したように天狗のために切り捨てられるのであった...
海野十三 「くろがね天狗」
...いまはただ憎い奴(やつ)を一刀両断に切り捨てるまでだ...
太宰治 「新釈諸国噺」
...教え込まれたものだからと云って切り捨てるのも...
戸坂潤 「所謂批評の「科学性」についての考察」
...」切り捨てるように云い放って...
豊島与志雄 「好意」
...それが吉田首相の大英断によって大幅に切り捨てを行ない...
中谷宇吉郎 「亡び行く国土」
...前後を切り捨てた上...
夏目漱石 「思い出す事など」
...上手に切り捨てて...
林芙美子 「旅人」
...その切り捨てられた仕事着と...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...ことさらに長き黒髪を切り捨て...
福田英子 「妾の半生涯」
...切り捨てた餌についていたものが二本ずつ...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...「どんな評判ですか」フィールド警部補が切り捨てた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...その南瓜の右と左をすこし切り捨てて...
水谷まさる 「シンデレラ」
...刀を抜いてやにわに犬を切り捨てた...
南方熊楠 「十二支考」
...短く切り捨ててある髪の裾(すそ)のそろったのが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...切り捨ててしまいたく思召すお髪(ぐし)を後ろから前へ引き寄せてごらんになると...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...推古の美術は多くを切り捨てる簡素化の極致に達したものであるが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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