...切りとっていいのです...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「旅の仲間」
...左の手は五本の指がある切りで...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...大きな四つ切り大で凜々(りり)しい金釦(きんボタン)の洋服を着て...
橘外男 「逗子物語」
...いつも事務所の仕事と自分の冗談をキチンと切り離しておくほどバカに気をつけていました...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「古書の呪い」
...最早専門的な労働用具から切り離されてしまっているから...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...あけて直ぐに立て切り...
中里介山 「大菩薩峠」
...話の区切りの付くまで二人の相手になっていた...
夏目漱石 「こころ」
...たくみに私はその場を切りぬけた...
蜷川新 「私の歩んだ道」
...ソビエト同盟の社会主義建設の輝かしき発展のために大道を切り開いた十月革命(××)...
野呂栄太郎 「十月革命と婦人の解放」
...補助椅子出切りの大満員...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
... あなたたち?だんなの コートを 作ってるんだ糸切り てつだってあげようか?けっこう...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter 大久保ゆう やく 「グロスターのふくやさん」
...生け垣を突っ切りましょう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...思ひ切り好く晴れた朝の海辺なのです...
牧野信一 「晩春の健康」
...それ故蛇を殺すにはなるべく多くの細片に切り(きざ)めばことごとく継ぎ合うに時が掛かる...
南方熊楠 「十二支考」
...日本の国民が初めて経験するような生活の大切りかえの方針が公表され...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...玉葱の細かに切りたるもの二個分および塩少々加え四時間湯煮て皮を細かに切りまたその湯煮汁に塩胡椒を入れて味を付け裏漉しにし前の皮を混合せゼリー型または丼鉢へ入れて冷しおけばちょうど鮫のニコゴリの如きものとなる...
村井弦斎 「食道楽」
...短く切り捨ててある髪の裾(すそ)のそろったのが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...爆弾漁業と青眼に切り結んだところは立派だったが...
夢野久作 「爆弾太平記」
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