例文・使い方一覧でみる「切々」の意味


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...二昔も程遠き今日からふりかえって考えてみると夢のような取り止めも付かぬ切々(きれぎれ)が...   二昔も程遠き今日からふりかえって考えてみると夢のような取り止めも付かぬ切々がの読み方
寺田寅彦 「車」

...切々(せっせ)と生活の資を積む可く努められたのも...   切々と生活の資を積む可く努められたのもの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...田舎の第一線で孤独に戦っている自分には切々と感ぜられるのである...   田舎の第一線で孤独に戦っている自分には切々と感ぜられるのであるの読み方
中井正一 「地方文化運動報告」

...切々たる哀情が豊かに籠(こも)っている...   切々たる哀情が豊かに籠っているの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...綿々切々の情緒を絃の音に乘せたやうな美しいアナウンスには...   綿々切々の情緒を絃の音に乘せたやうな美しいアナウンスにはの読み方
成澤玲川 「ラヂオ閑話」

...彼国へ帰ってからも切々な思いは...   彼国へ帰ってからも切々な思いはの読み方
長谷川時雨 「大橋須磨子」

...私一人は駈脱(かけぬ)けるようにして側視(わきみ)もせずに切々(せっせ)と帰って来る...   私一人は駈脱けるようにして側視もせずに切々と帰って来るの読み方
二葉亭四迷 「平凡」

...私にもいいところが何かあるでしょう」切々と訴えるような声だった...   私にもいいところが何かあるでしょう」切々と訴えるような声だったの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」

...さかんに切々たる手紙を書いている...   さかんに切々たる手紙を書いているの読み方
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」

...それは切々たる告白の文字だった...   それは切々たる告白の文字だったの読み方
山本周五郎 「新潮記」

...切々と迫るような声であった...   切々と迫るような声であったの読み方
山本周五郎 「風流太平記」

...切々(せつせつ)氷霜(ひょうそう)の如く機後(きご)を圧し来るに...   切々氷霜の如く機後を圧し来るにの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...この切々の情を見聞して流石(さすが)に惻※(そくいん)の情に動かされたが...   この切々の情を見聞して流石に惻※の情に動かされたがの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...兄静山に対する切々な思慕は老いてまでも胸の埋(うず)め火となっていた...   兄静山に対する切々な思慕は老いてまでも胸の埋め火となっていたの読み方
吉川英治 「剣の四君子」

...弔文は長い辞句と切々たる名文によってつづられ...   弔文は長い辞句と切々たる名文によってつづられの読み方
吉川英治 「三国志」

...小さい情にとらわれているときではありません」と、切々説いた...   小さい情にとらわれているときではありません」と、切々説いたの読み方
吉川英治 「三国志」

...かの琵琶行(びわこう)の詩句をかりていうなら――大絃(タイゲン)ハ々(サウサウ)トシテ 急雨ノ如ク小絃(ゲン)ハ切々(セツセツ)トシテ 私語ノ如シ々切々 錯雑シテ大珠(タイジユ)...   かの琵琶行の詩句をかりていうなら――大絃ハ々トシテ 急雨ノ如ク小絃ハ切々トシテ 私語ノ如シ々切々 錯雑シテ大珠の読み方
吉川英治 「私本太平記」

...お護(まも)り申しあげているでしょう……)切々たる末期(まつご)の文字をつらね...   お護り申しあげているでしょう……)切々たる末期の文字をつらねの読み方
吉川英治 「平の将門」

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