...さりとて新らしい本を切々買ひ込むなどゝ云ふ余裕のある読書家にあらず...
石川啄木 「閑天地」
...切々(せつせつ)内へ呼び出しちゃ...
泉鏡花 「婦系図」
...寢雪の切々(せつ/\)と降りしきる音を聽きながら...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...いつまで汝われに眼を離さず我が津(つ)を咽(の)む間も我を捨て置き給わざるや」とは彼の神に対する切々たる哀訴である...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...切々と憂傷の情を訴えつづけるのであった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...莫斯科(モスクワ)の小店なぞに切々(せっせ)と売溜(うりだめ)の金勘定ばかりして居るかみさんのマシューリナ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...この切々たる存在への哀感なくして芸術そのものが成立しそうもない...
中井正一 「映画と季感」
...食事を終り、別室に至り、懇々切々、今日欧洲流行の非なるを教示せられ、竟(つい)に日本の形勢不得止して、国会を開くに至らば、能く注意し、国法を定め、而して仮令如何様の事あるも、国費を微収するには、国会の許諾を不得(えざれ)ば、不出来様の、不策に出る勿れ、若し其権を、国会に譲れば、内乱の基と知るべしとの事なり...
蜷川新 「天皇」
...切々たる情愛が人に涙させる...
野村胡堂 「楽聖物語」
...老を悲しむ情が切々と迫っている...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...倒(さか)さになって切々(せっせっ)と雑巾掛(ぞうきんが)けをしていた...
二葉亭四迷 「平凡」
...一四々(びび)、切々たる、哀調は、かすかに弾きすまされた爪びきの絃(いと)の音にからみ合いながら、人々の心を、はかない、やる瀬ない境に引き込んでゆくのであった...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...切々と迫るような声であった...
山本周五郎 「風流太平記」
...山本毎氏)が切々と歌っているのに...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...切々(せつせつ)氷霜(ひょうそう)の如く機後(きご)を圧し来るに...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...哀婉(あいえん)切々の情...
吉川英治 「三国志」
...小さい情にとらわれているときではありません」と、切々説いた...
吉川英治 「三国志」
...かの琵琶行(びわこう)の詩句をかりていうなら――大絃(タイゲン)ハ々(サウサウ)トシテ 急雨ノ如ク小絃(ゲン)ハ切々(セツセツ)トシテ 私語ノ如シ々切々 錯雑シテ大珠(タイジユ)...
吉川英治 「私本太平記」
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