例文・使い方一覧でみる「切々」の意味


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...その辞切々人の心を動かさずば止(や)まない...   その辞切々人の心を動かさずば止まないの読み方
内村鑑三 「ヨブ記講演」

...その声には慨歎の切々たる心情がひびきでていた...   その声には慨歎の切々たる心情がひびきでていたの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...語調には切々たるものが在った...   語調には切々たるものが在ったの読み方
太宰治 「花火」

...改悔を促したいと切々冀(こいねが)う...   改悔を促したいと切々冀うの読み方
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」

...終日好い声で歌をうたう茶師のさまなどが切々に思い出されて来る...   終日好い声で歌をうたう茶師のさまなどが切々に思い出されて来るの読み方
田山花袋 「新茶のかおり」

...切々たる哀情が豊かに籠(こも)っている...   切々たる哀情が豊かに籠っているの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...切々(せつせつ)と責められているのですが...   切々と責められているのですがの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...切々たる手紙を書いては...   切々たる手紙を書いてはの読み方
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」

...切々と心情から慟哭的(どうこくてき)に歌われている...   切々と心情から慟哭的に歌われているの読み方
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」

...老を悲しむ情が切々と迫っている...   老を悲しむ情が切々と迫っているの読み方
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」

...どうも温泉に浸りながらでは「マリエンバアドのエレジイ」のやうな切々とした詩は書けさうもないと思へるからである...   どうも温泉に浸りながらでは「マリエンバアドのエレジイ」のやうな切々とした詩は書けさうもないと思へるからであるの読み方
堀辰雄 「「浴泉記」など」

...切々たる口笛と化するであらう――彼は温泉のやうな流水の上をうつら/\と眠りながら流れる夢に恍惚として息も絶えさうだつた...   切々たる口笛と化するであらう――彼は温泉のやうな流水の上をうつら/\と眠りながら流れる夢に恍惚として息も絶えさうだつたの読み方
牧野信一 「まぼろし」

...それは切々たる告白の文字だった...   それは切々たる告白の文字だったの読み方
山本周五郎 「新潮記」

...……そうそうと切々と錯雑して弾ずれば...   ……そうそうと切々と錯雑して弾ずればの読み方
山本周五郎 「夜明けの辻」

...この切々の情を見聞して流石(さすが)に惻※(そくいん)の情に動かされたが...   この切々の情を見聞して流石に惻※の情に動かされたがの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...切々と書かれてある...   切々と書かれてあるの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...東洋的な身の処置と生き方は切々と古典の筆者もその行動に希求してやまない風がある...   東洋的な身の処置と生き方は切々と古典の筆者もその行動に希求してやまない風があるの読み方
吉川英治 「随筆 新平家」

...その二音の繰返しが十度び位ゐも切々(せつ/\)として繰返さるゝと...   その二音の繰返しが十度び位ゐも切々として繰返さるゝとの読み方
若山牧水 「鳳來寺紀行」

「切々」の読みかた

「切々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「切々」


ランダム例文:
断片的な   笑顔になる   腕をこまねく  

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