...二昔も程遠き今日からふりかえって考えてみると夢のような取り止めも付かぬ切々(きれぎれ)が...
寺田寅彦 「車」
...切々(せっせ)と生活の資を積む可く努められたのも...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...田舎の第一線で孤独に戦っている自分には切々と感ぜられるのである...
中井正一 「地方文化運動報告」
...切々たる哀情が豊かに籠(こも)っている...
中里介山 「大菩薩峠」
...綿々切々の情緒を絃の音に乘せたやうな美しいアナウンスには...
成澤玲川 「ラヂオ閑話」
...彼国へ帰ってからも切々な思いは...
長谷川時雨 「大橋須磨子」
...私一人は駈脱(かけぬ)けるようにして側視(わきみ)もせずに切々(せっせ)と帰って来る...
二葉亭四迷 「平凡」
...私にもいいところが何かあるでしょう」切々と訴えるような声だった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...さかんに切々たる手紙を書いている...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...それは切々たる告白の文字だった...
山本周五郎 「新潮記」
...切々と迫るような声であった...
山本周五郎 「風流太平記」
...切々(せつせつ)氷霜(ひょうそう)の如く機後(きご)を圧し来るに...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...この切々の情を見聞して流石(さすが)に惻※(そくいん)の情に動かされたが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...兄静山に対する切々な思慕は老いてまでも胸の埋(うず)め火となっていた...
吉川英治 「剣の四君子」
...弔文は長い辞句と切々たる名文によってつづられ...
吉川英治 「三国志」
...小さい情にとらわれているときではありません」と、切々説いた...
吉川英治 「三国志」
...かの琵琶行(びわこう)の詩句をかりていうなら――大絃(タイゲン)ハ々(サウサウ)トシテ 急雨ノ如ク小絃(ゲン)ハ切々(セツセツ)トシテ 私語ノ如シ々切々 錯雑シテ大珠(タイジユ)...
吉川英治 「私本太平記」
...お護(まも)り申しあげているでしょう……)切々たる末期(まつご)の文字をつらね...
吉川英治 「平の将門」
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