...個々の名目の下に分類するを避けて...
高木敏雄 「比較神話学」
...さてその説明からおよそ三通りの用い方に分類することができます...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...しかしそうなると「変った姓」と「変っていない姓」とを分類する標準が非常にむつかしくなってちょっと手がつけにくい仕事になるであろうと思われる...
寺田寅彦 「柿の種」
...それはとにかく何十枚の肖像をだいたい似ている度に応じて二つか三つぐらいの組に分類する...
寺田寅彦 「自画像」
...各地の潮汐のタイプをある度まで分類することができるかもしれない...
寺田寅彦 「試験管」
...前に述べたソーマトランパスなどでは総計二十二個の発光器を分類するとおよそ十種類のおのおの異(かわ)った仕掛けで出来ているそうな...
寺田寅彦 「話の種」
...公理に従って分類するよりも寧ろ公理に含まれる根本的な予想に従って分類することに思い至らなければならない...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...私は量的幾何学を更に分類する理由を発見しない...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...哲学系統を分類することが出来るのである...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...その思想体系の動機をなす処の各種の源泉によって分類することから始めよう...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...彼は種々の印象を分類することはやめた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...單に書籍の目録を並べて分類するといふのではなくして...
内藤湖南 「章學誠の史學」
...日本の過去の作品のみを以(もっ)て分類するなら...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...それを分類することは出来ないが...
中谷宇吉郎 「雪」
...之を分類するだに相応の手数はかゝるべし...
夏目漱石 「人生」
...子供たちの世界では、分類すると、ふたいろになる...
野村胡堂 「胡堂百話」
...それでも分類するとこれもやはり漁業といふ部に属するのださうな...
正岡子規 「墨汁一滴」
...地名を分類するのに最初に考えねばならぬのは...
柳田國男 「地名の研究」
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