例文・使い方一覧でみる「分際で」の意味


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...畜生の分際で、出過ぎた奴だ...   畜生の分際で、出過ぎた奴だの読み方
泉鏡花 「婦系図」

...穢多の分際で、あんまり大巾にこんな処を押しまはすと承知しないぞ...   穢多の分際で、あんまり大巾にこんな処を押しまはすと承知しないぞの読み方
伊藤野枝 「火つけ彦七」

...且つ俺のやうな四つ足の分際では些(ちつ)と生意気な言分だが...   且つ俺のやうな四つ足の分際では些と生意気な言分だがの読み方
内田魯庵 「犬物語」

...たかが牧士などの地下職人の分際で手向ひするとはもつての他...   たかが牧士などの地下職人の分際で手向ひするとはもつての他の読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...)二十歳の少年の分際で...   )二十歳の少年の分際での読み方
太宰治 「虚構の春」

...「書生の分際で、お前は、周家の娘を何と心得ているのだ...   「書生の分際で、お前は、周家の娘を何と心得ているのだの読み方
豊島与志雄 「三つの悲憤」

...人を恨もうよりも、下郎の分際で、士の仲へ入ろうとしたのがいけなかったんだ...   人を恨もうよりも、下郎の分際で、士の仲へ入ろうとしたのがいけなかったんだの読み方
直木三十五 「寺坂吉右衛門の逃亡」

...「糞坊主、坊主の分際で、隼人に剣を説き――小太郎め、説かれて、恐れ入って、何んたるざまだ」月丸は、憑(つ)かれた人のように、独り言を云いつつ、くるりと、堂の方を、振向いた...   「糞坊主、坊主の分際で、隼人に剣を説き――小太郎め、説かれて、恐れ入って、何んたるざまだ」月丸は、憑かれた人のように、独り言を云いつつ、くるりと、堂の方を、振向いたの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...盲目の分際で傍若無人の振舞...   盲目の分際で傍若無人の振舞の読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...先生は書生の分際であんな餅菓子などをおごるのは僭越だ...   先生は書生の分際であんな餅菓子などをおごるのは僭越だの読み方
中里介山 「百姓弥之助の話」

...無事に私の財産を奪えると思ってんの、弁護士の分際で...   無事に私の財産を奪えると思ってんの、弁護士の分際での読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」

...居候して居る分際で頭ばかり光らせても何になる...   居候して居る分際で頭ばかり光らせても何になるの読み方
眞山青果 「茗荷畠」

...その方などの分際でない...   その方などの分際でないの読み方
宮沢賢治 「かしわばやしの夜」

...山賊の分際で白昼通るは何奴かと...   山賊の分際で白昼通るは何奴かとの読み方
吉川英治 「三国志」

...部屋住(へやずみ)の分際で...   部屋住の分際での読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...青二才の分際で、要(い)らざる喙(くちばし)、大事の妨(さまた)げすると、うぬから先に血まつりに捧げるぞ」「一死、元より覚悟の前」と、十兵衛の血相は、戦わないうちからすでに、白面の夜叉(やしゃ)かのように眉を昂(あ)げ、「弥平治どの...   青二才の分際で、要らざる喙、大事の妨げすると、うぬから先に血まつりに捧げるぞ」「一死、元より覚悟の前」と、十兵衛の血相は、戦わないうちからすでに、白面の夜叉かのように眉を昂げ、「弥平治どのの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...落人(おちゅうど)の分際で...   落人の分際での読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...これからという分際で』『女子の方からうるさく付き纒(まと)うのです』『だまれ...   これからという分際で』『女子の方からうるさく付き纒うのです』『だまれの読み方
吉川英治 「山浦清麿」

「分際で」の書き方・書き順

いろんなフォントで「分際で」


ランダム例文:
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