...家族の分脈を調べる...
...彼女は一匹狼として分脈を外れた生き方を選んだ...
...人間の文明は分脈を超えて進化してきた...
...支社は本社から分脈した独立した組織である...
...社交界での彼の家柄は分脈が良いとされている...
...尊卑分脈(そんぴぶんみゃく)所載の順序に従えば...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...それとも尊卑分脈所載の順序は出鱈目(でたらめ)で...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...尊卑分脈に従五位上左近少将と肩書がしてあって...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...尊卑分脈以外のもので滋幹に関した記事を拾えば...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...その分脈は小枝となり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その出口と種々の装置とたまりと清浄用の分脈とをつけて完成したのは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...尊卑分脈によりて其疑問は決せられ得べし...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
...『尊卑分脈』などを見てもきわめて明白であるが...
柳田國男 「名字の話」
...松花江の支流の分脈である沼沢が幾つも緑楊の間に散在して...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...宦官のうちの首謀者をつまんで牢へぶちこめば、刑吏の手でも事は片づくのに、諸方の英雄へ檄を飛ばしたりなどしたら、漢室の紊乱(びんらん)はたちまち諸州の野望家のうかがい知るところとなり、争覇の分脈は、諸国の群雄と、複雑な糸をひいて、天下はたちまち大乱になろう」それから、彼はまた、何進の輦(くるま)について歩きながら、「……失敗するにきまっている...
吉川英治 「三国志」
...尊卑分脈(そんぴぶんみゃく)の「大江氏系図」によると...
吉川英治 「私本太平記」
...そして子孫は朝廷に仕えてきたが「尊卑分脈」でみると...
吉川英治 「私本太平記」
...家々の面目として序列を誇り“尊卑分脈(そんぴぶんみゃく)系図”にさえそれが注記されたほどだったから...
吉川英治 「私本太平記」
...桔梗分脈(ききょうぶんみゃく)光秀の首は本能寺の焼け跡に曝(さら)された...
吉川英治 「新書太閤記」
...桔梗(ききょう)の根は諸家に分脈されている...
吉川英治 「新書太閤記」
...「尊卑分脈(そんぴぶんみゃく)」に一条行房の妹とあるが...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...尊卑分脈はじめ、定本というのはない...
吉川英治 「随筆 新平家」
...尊卑分脈のうちに...
吉川英治 「随筆 新平家」
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