...休日勤務が多い職場は、その分有給休暇がもらえるのがありがたい...
...』『御好意は充分有難く思ひますけれど...
石川啄木 「足跡」
...』『御好意は十分有難く思ひますけれど...
石川啄木 「足跡」
...有力にして天分有る隠れたる作家が多数現われ...
海野十三 「『地球盗難』の作者の言葉」
...極端な例はレヴィ・ブリュール等の一連の研究によって示されているが(未開人に於ける特有な集団表象・分有=パルティシパションの論理・先論理)...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...だから認識が真理を見出す(discover = aletein)ことは、要するにこの客観的な超越的なイデアを、分有し、よって以て之を模倣することの他なかったわけだ...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...分有され模倣されるべき或る彼岸のものである...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...其人が自然主義の中に籍を置くといふ理由は矢張り此共通傾向をば他の傾向に比較して多量に分有して居るといふ點にあると思ふ...
朝永三十郎 「懷疑思潮に付て」
...拙者とて芸者に役者はつきものなり大概の事なれば見て見ぬ度量は十分有之候...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...数百年を経たる牡丹の老樹の枝ぶりだけにても観賞の価値は充分有之と存じ居候間...
中里介山 「大菩薩峠」
...以上の目的をそれ/″\分有してゐるでもあらう...
平林初之輔 「文学の本質について(一)」
...とボストンのグリルが大分有名なので行ってみる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...多分有名なるゴルチーン法の一部であろうとの考証を与えられた...
穂積陳重 「法窓夜話」
...一切の生のかの物質化をそれ故に無産者は有産者と共同に分有する...
三木清 「マルクス主義と唯物論」
...婆やの姪の家は――あすこまで大分有っぺえが――歩けるかい」「仙二さんが...
宮本百合子 「秋の反射」
...見るも無益と申品も多分有之...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...それは他人の空似と云うことが随分有るものと見えると云って...
森鴎外 「二人の友」
...それが随分有力に行き渡っている...
柳田国男 「木綿以前の事」
...人に善を施(ほど)こすといふ折は誰(たれ)にも随分有るもんです...
若松賤子 「黄金機会」
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