...所謂「真の批評家」は籾(もみ)を米から分つ為に批評のペンを執るであらう...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...六 スリツパ泥棒の恐縮龍子は先刻から下半身の冷えがだん/\に体力にひろがつて行くのが分つてゐた...
伊藤野枝 「監獄挿話 面会人控所」
...確かにその事實があつたことが分つた...
海野十三 「心靈研究會の怪」
...お母さんかて様子見てたら分つてるのんに...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...多少其の理由も分つたかの如く感ずるのであります...
徳富蘇峰 「弟を葬る」
...今日になつて見ればさう云ふ訳であることが漸く分つて来ました...
徳富蘇峰 「弟を葬る」
...おかげで随分つまらない本を読まされることも少なくないが...
戸坂潤 「読書法」
...公私各々国家に対する負担を分つに耐ゆるの懿徳良能を発達せしめ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...これだけのことは分つてゐる...
中原中也 「我が詩観」
...今度はもう目的地が一通りや二通り分つてゐるためでもあつて...
中原中也 「分らないもの」
...皆んな分つてしまひましたよ」「そいつは豪儀だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...半兵衞の首筋から胴へ――」「それほどよく分つてゐるなら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...駄目な事が分つた...
葉山嘉樹 「氷雨」
...大分つゝかけてゐる様子だ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...それがあなたのお名前を云つてゐらつしやるのだとベシーに分つたのはやつと昨日の朝でした...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...これに對して、何と云ひます? 何とも云へぬのは、分つてゐる...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...そこで此男の癖が久しい前からであるといふことが分つたといふのであつた...
森鴎外 「魔睡」
...これは大分つづいた...
柳田国男 「故郷七十年」
便利!手書き漢字入力検索
