...しかし此の毒草とせりやにんじんのやうな野菜とを見分けるにはごく簡単に...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...いくつにも分ける作戦は...
海野十三 「太平洋魔城」
...他のよわい通信を聞き分けることは...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...数多い店員や社員の志望者を撰(え)り分けるには...
薄田泣菫 「茶話」
...『皆で同じに分けるんだよ』と早口に言った...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...そこで肩章や記章の文字をすぐに見分ける事が出来た...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...真実と虚飾とを篩ひ分ける感情基底を失はずしてあることが既に問題なのである...
中原中也 「感情喪失時代」
...といって無条件で受け入れていいか悪いかを見分けるほど整った脳力ももたなかった...
夏目漱石 「明暗」
...「此戸は?」「女共の部屋と若い男達の部屋とを分けるために...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...普通の仮名で書き分けることの出来ない音のことであります...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...二人の男の息づかいを交互に聞き分けることが出来た...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...感情において見分けることはできないので...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...二つの穴から眼玉だけ出している乞食の老婆の立ちならんでいる間を押し分けるようにして...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...昭和十年の横浜からゐる座員・文芸部に分ける...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...それを引き分けるに...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...何が善い本であるかを見分けることは容易でない...
三木清 「如何に読書すべきか」
...上陸してしまうと見分けることができなかった...
柳田国男 「海上の道」
...そうでないものとの二つに分けることができるので...
柳田国男 「母の手毬歌」
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