...舳で切り分ける波浪があまり高くて...
海野十三 「戦時旅行鞄」
...足跡を見分けることも出来ぬ...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...私はこれを見分けることができない...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...自分の知った人の中には雀(すずめ)の顔も見分ける人はあるが...
寺田寅彦 「自画像」
...有名な役者の声色を巧みに使い分ける生徒もいて...
外村繁 「澪標」
...槍の柄を二様に使い分けるのみならず...
中里介山 「大菩薩峠」
...服装(ふくそう)と持物とによって見分ける外はないのだが...
中島敦 「狐憑」
...いわゆる結晶とに分けることが出来る...
中谷宇吉郎 「雪」
...もっと多くの時代に分けることが出来るであろう...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...区別がなくなれば書き分ける必要もなく...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...それを拾い上げた船夫がそれを見分けることができるばかりではなく...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...なにもはっきりと見分けることができませんでした...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「メールストロムの旋渦」
...群集を押し分けるようにして...
堀辰雄 「聖家族」
...お前のお母さんが死にさうなんだよ……ジジはやつとそれだけの言葉を聞き分けると...
堀辰雄 「羽ばたき」
...ラルフを他人と分けるかのようにスピード夫人が一歩踏み出した...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...(c)わたしが始めにしたようにあんまりしばしば章を分けると...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...引き分ける工夫はないか……」などと...
吉川英治 「剣難女難」
...足と膝との二重の障害を押し分ける...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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