...各大教区を分かちて...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...バイエルン国は全国をローマ宗教区および新教派教区に分かち...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...少なくとも三つの段階に分かちてこれを考えることが便利のように思う...
井上哲次郎 「明治哲学界の回顧」
...そしてその寒い期間は晝夜の分かちなく冷えるのです...
江南文三 「佐渡が島のこと」
...司令官の職を分かち持てとおっしゃった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...自分を理解し自分の魂を分かちもつ一人の友を得るならば...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...息づまるまでにあふれてくる感激の情を分かち得るような若い熱烈な心を見出すことは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼女は彼の楽しみを分かちもつだけでは満足しなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...昼は園芸に夜は観想に分かち用いていたこの老人にとって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...けれどもそれでどうしようというのか! 娘に困窮を分かち与ようというのか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...夜は星の精髄を眠れる花の上に分かち与えている...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...姉は私の分かちがたい仲間だった――だがドアがバタンと閉じた時...
A. ブラックウッド A. Blackwood The Creative CAT 訳 「盗聴者」
...又一種の表情とも分かちがたいものを浮べながら...
堀辰雄 「菜穂子」
...梢(こずえ)に少数の枝を分かちて...
牧野富太郎 「植物知識」
...村中近年までこの火を分かち...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...モンターニュにいるときとは幾分かちがった言葉を話す...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...中代幾たびか政治の手を分かち...
柳田国男 「海上の道」
...私はこの喜びを愛する者に分かちたい欲望に強くつかまれていた...
和辻哲郎 「創作の心理について」
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