...綾子刀自の素性(すじょう)のことについて...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...私が綾子刀自について知っている因縁ばなしというのはこれだけのことで...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...其役目の刀自が來て...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...刀自の記憶に負ふ所のものが極て多い...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...細字の文稿二三巻も亦良子刀自の許にある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...曾能子刀自の言(こと)に従へば...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」次に刀自の語る所はかうである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...刀自が十三歳の時の事であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは良子刀自所蔵の掛幅(くわいふく)に於てこれを読むことを得た...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...又刀自の言(こと)を聞くに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...曾能子(そのこ)刀自は柏(かえ)と呼ばれた当時姫鏡(ひめかゞみ)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは曾能子刀自の安石に関して語る所を聞いた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...長子(ちやうこ)刀自の話に...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...曾能子刀自は此広小路の家を記憶してゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...刀自の生れた天保六年には...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...刀自の記憶してゐるのは蒔繪師(まきゑし)としての姪の號で...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...刀自はそれが盂蘭盆(うらぼん)の頃であつたと思ふと云ふ...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...刀自(とじ)は甲斐を信じきっているのだ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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