...亡(ばう)広岡浅子夫人1・23(夕)広岡浅子刀自(とじ)が亡くなつた...
薄田泣菫 「茶話」
...綾子刀自の娘盛りの時代を妙なことで能(よ)く知っている...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...刀自の身上に何ら潔白を傷つける次第でもありませんが...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...私と共に罹災された嘉奈子刀自は...
正岡容 「東京万花鏡」
...壻が刀自に信頼せず...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...伊沢良子刀自は幾勢が晩年の手紙一通を蔵してゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...榛軒の女(ぢよ)曾能子(そのこ)刀自の記憶する所のとつちりとん一(き)を録する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...曾能子刀自は家に周覧の画いた屏風のあつたことを記憶してゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...福田氏はその長子刀自に聞く所のものを書して...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...良子刀自所蔵の文書に...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...刀自の生れた天保六年には...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...刀自は壽阿彌の姪(をひ)の事をも少し知つてゐる...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...今なら宜しかつたのでせう」と刀自は云つた...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...伊澤の刀自の記憶してゐる蒔繪師は...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...伊澤の刀自の記憶してゐるすゐさいの號は...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...「相変らず刀自はおきびしい...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...其妻敏子刀自また歌と書とを善くせり...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...よほど子好きな刀自(とじ)とみえ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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