...坂崎出羽守と本多中務(ほんだなかつかさ)と...
中里介山 「大菩薩峠」
...それとくらべて坂崎出羽守様ほど御運の悪い方はありますまい……それというのも...
中里介山 「大菩薩峠」
...二つの年上の出羽守信明(のぶあきら)に愛せられた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...水野出羽守に賜わったのが後嘉永の初め佐竹家に移った...
山本笑月 「明治世相百話」
...それについて、まるっきり嘘もいえないので、碇ヶ関の附近で主水の姿を見かけたが、力及ばず討ち洩らしたと答えたので、津軽出羽守は、よけいにその腑甲斐(ふがい)なさを怒って、「ものの役に立たぬ奴じゃ、恬(てん)として、恥とも思わぬ面(つら)よな...
吉川英治 「鬼」
...もう先代出羽守の時に...
吉川英治 「鬼」
...二階堂ノ入道出羽守...
吉川英治 「私本太平記」
...九月 十四日 二階堂出羽守...
吉川英治 「私本太平記」
...――軍監(ぐんかん)は梁田出羽守(やなだでわのかみ)...
吉川英治 「新書太閤記」
...蜂屋出羽守頼隆が当って来た...
吉川英治 「新書太閤記」
...出羽守の顔を見た...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...御側用人の柳沢出羽守吉保だった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...『――お側用人の柳沢出羽守と...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...出羽守の庇(かば)い立ては...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...お気に入りの出羽守のこと...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...出羽守の一顰(びん)一笑(しょう)の方が...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...老中たちのうちでも、伝八郎の説に、(至極(しごく)――)と感動していた者もあるので、『彼の申し条も、理のある事、この上は、やむを得まい』と、柳沢出羽守まで、有の儘に、彼の意見を取次いだ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...吉良を庇(かば)うために感情的になっている出羽守の代弁者と...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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