...思わず出来心で買ってしまった...
...出来心から彼女に告白してしまった...
...あの時の出来心は今でも後悔している...
...出来心で手紙を書いてしまった...
...出来心から飛び込んで大怪我をした...
...どんな人が住んでいるのかと、ふと出来心で、私は道をそれて林の中へ這入って行った...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...ほんの物好きな出来心だったから...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...一時の出来心に任せて...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...そういう女の出来心を説明しようとするだけの労をとらなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...つい出来心で、悪いことをしようとしました...
豊島与志雄 「竜宮」
...人間の出来心ってのは...
直木三十五 「南国太平記」
...あの人の一時の出来心ですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...なんぞ善いことをしようつてな出来心を起しをつたのかもしんねえだよ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...誰でも出来心になり易(やす)いものであり...
三木清 「人生論ノート」
...しかしこの冒険と雖(いえど)も出来心であり...
三木清 「人生論ノート」
...けれどまた誠意のない出来心で手紙をよこしたような場合にすぐ返事を書いてやるのもよろしくない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...出来心はわかっている...
吉川英治 「三国志」
...……いやどうも、かたじけない、もしおさしつかえなければ、ご尊名でも」「いや、ほんの出来心、お礼などにはおよびませんよ」宋江はそういって、衆人の視線から顔をそらした...
吉川英治 「新・水滸伝」
...私はついにこんな出来心を書き出してしまった...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...じつはそのコース帰りの出来心だった...
吉川英治 「随筆 新平家」
...出来心から」「やかましい」足を上げて...
吉川英治 「源頼朝」
...出来心にしろ他人(ひと)様のお金を盗(と)って逃げたんですから...
吉川英治 「宮本武蔵」
...まったく出来心に他(ほか)ならないといい...
吉川英治 「宮本武蔵」
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