...駅の出札窓口で切符を買う...
...出札の列が長くて待つのが嫌だ...
...映画館の出札でチケットを買う...
...公演の出札はいつから始まるか知っていますか?...
...飛行機の出札カウンターで搭乗券を受け取る...
...豊川宅ニテ川上エカシ面会シ十一日出札...
天川恵三郎 「天川恵三郎手記」
...見物人の行列の一番先頭に立って出札を待っていたから...
大阪圭吉 「あやつり裁判」
...その内の一人は事務所を兼ねている出札口へ這入って行った...
大阪圭吉 「白妖」
...出札口へ馳けつけた...
大阪圭吉 「白妖」
...クリーム色の派手なクーペが通ったでしょう?」「通りました」出札係が事務的に答えた...
大阪圭吉 「白妖」
...出札所(しゅっさつしょ)には田舎者らしい二人づれが大きな財布から銭(ぜに)を出して札を買っていた...
田山花袋 「田舎教師」
...体育場(イッポドローム)の出札嬢を威(おど)して有金残らず頂戴してきたことがあるのと途方もないことを言われるのですな...
久生十蘭 「犂氏の友情」
...急に出札口に近寄って...
堀辰雄 「菜穂子」
...二出札口で手間取った為に...
松本泰 「緑衣の女」
...――出札」「…………」自分は異常な注意をよびおこされてそれきり暫く黙っていた...
宮本百合子 「刻々」
...地下鉄ではついこの三月二十日から三日間従業員約百名内出札の婦人四〇名が参加して地下の引込線を利用して車輌四台を占領し...
宮本百合子 「刻々」
...出札と聞いた瞬間...
宮本百合子 「刻々」
...スミとお若、出札口へ...
三好十郎 「おスミの持参金」
...音楽第7回金吾壮六春子敏行鶴乗客一〃二〃三出札(駅員男)改札(駅員女)若い女一〃 二音楽田舎のごく小さな駅の待合所近くの物音...
三好十郎 「樹氷」
...間もなく来ますね?出札 ええ...
三好十郎 「樹氷」
...耳たぶをほてらせたまま私が出札口に近づき...
山川方夫 「演技の果て」
...五千両の見当にあたりまする』『ふウむ……』九郎兵衛はそばから呻(うめ)いて――『一万二千両の出札高に...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...出札口への行列にいつとなく入って兎に角に裾野駅までの赤切符を買った...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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